ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2019年1月12日】「女王陛下のお気に入り」衣装展 at ケンジントン宮殿

[Saturday]

SHERLOCK」の脱出ゲームに挑戦した次の日、
その脱出ゲームに誘ってくれた友達のJを誘って、
2019年2月8日までケンジントン宮殿で行われていた
映画女王陛下のお気に入りの衣装展
"The Favourite Costume Display"を見に行きました。

f:id:notfspurejam:20210902013252j:plain
f:id:notfspurejam:20210902013248j:plain

入場料は大人23ポンド(当時)。

f:id:notfspurejam:20210902013257j:plain
f:id:notfspurejam:20210902013301j:plain

ケンジントン宮殿はかつてダイアナ妃が住んでおり、
その後はケンブリッジ公ウィリアム王子の家族が住んでいる宮殿ですね。
宮殿内の地図はこちら。2階に上がる階段ホールもこんなに豪華です。

f:id:notfspurejam:20210902013310j:plain
f:id:notfspurejam:20210902013314j:plain

まず2階のKing's State Apartmentに上がると、立派なギャラリーに出ます。

f:id:notfspurejam:20210902013319j:plain

そしてそのギャラリーの突き当たりには、チャールズ一世の肖像画が掲げてあります。

f:id:notfspurejam:20210902013339j:plain
f:id:notfspurejam:20210902013324j:plain


実はチャールズ一世については訳あって以前勉強したことがありまして、
バンケティング・ハウスなど、ゆかりの場所を訪れたりしていた
思い入れ?のある王様の一人です。


バンケティング・ハウス~チャールズ一世に思いを馳せる - だから、ここに来た!

 

2階のKing's State Apartmentは部屋を巡りながら、
ジョージアン(ハノーファ朝)の歴史の解説を読むことができます。

 

主にジョージ2世とキャロライン妃についての説明で、
英国の王となった後もドイツ語を話していたジョージ1世と異なり、
ジョージ2世夫妻は英語を使い、宮殿の中にも歴代の王の肖像を飾って、
英国の王室の一員としての意識を強く持っていたようです。

飾られた肖像画にも理由があるんですね

ジョージ2世夫妻はヘンデルパトロンでもあり、
この宮殿公務の場所として使うだけでなく、楽団を招いたこともあったそうです。

謁見の間の玉座

3階は歴史をさかのぼって、
メアリー2世のために作られたQueen's State Apartment。
今回はこの階のギャラリーが衣装展の会場になっています。

スチュアート朝家系図が刺繍されている!(左)

衣装展については旅行ブログの方に詳しくまとめましたのでご覧ください!!
↓↓↓

「女王陛下のお気に入り」衣装展 at ケンジントン宮殿 - だから、ここに来た!

女王陛下のお気に入り」はアン女王と親友であり女官であるサラに纏わる物語ですが、メアリー2世はアンのお姉さん。
夫のウィリアム三世とメアリー2世の間には子供がいなかったため、
彼らの妹であるアンが後継となりましたが、
サラが政治に口出ししていることを知り、
彼女の解任を巡ってメアリーとアンは仲違いをしていたという経緯があります。

ウィリアム三世(左)/妹のアン(右)

衣装展の行われているギャラリーの奥には
女王の寝室やクローゼットの部屋があります。
メアリー2世は天然痘でこの寝室で亡くなったそうです。

実は1階ではダイアナ妃の衣装展も開催されていました。


www.youtube.com

80・90年代の自立した女性を象徴するような
最先端ファッションに身を包んでいたダイアナ妃なので、
その服もとてもスタイリッシュで華やかでしたが、
一緒に行った友達Jは全く興味がないらしく(笑)、
あまりゆっくり見られませんでした。せめて写真だけでもご紹介。


13:00頃〜

ハイストリート・ケンジントン駅近くのM&Sのフードコートでランチ。
14時からウォーキングツアーに参加するので、しばらく時間を潰しました。

ウォーキング・ツアーはホテルや学校、案内所などに置いてある
しおりに書かれた集合時間に指定の場所に集まると、
ガイドさんがやってきて、10ポンド(当時)渡すと
2時間のウォーキング・ツアーに連れて行ってくれます。
(2022年現在は予約が必要で、料金も15ポンドになったみたいです。)

Walking Tour of Kensington

私もブライトン旅行で肝試しツアーに参加しましたが、
友達のJもよくこのウォーキング・ツアーを利用しているそうで、
一緒に参加した旅行者と仲良くなることも多いとか。
(実際、一緒に回ったアメリカ人観光客とも話したりしていました。)

ガイドさんが立ち止まりながら街や建物の歴史を教えてくれます
6つに枠が分かれた窓はジョージアン様式の古いデザインであることも学んだ!

宮殿が近いこともあって、ケンジントン周辺は元厩舎の土地が多かったように記憶しています。

友達と「こんなところに住んでみたい!」と興奮したお家

1900年代に閉店したパブ"Ye Civet Cat"の看板だけが現在も残っている!
歴史あるアーケードも外観を良く見ると装飾が施されている

ツアー自体はとても面白かったのですが、
2時間歩きっぱなしでしかも外は寒かったので、
後半は無言でツアー客に同行するのが精一杯でした。

16:00すぎ

ウォーキング・ツアーが終わると少し緊張が緩んで、
もう少し歩く元気が出てきたので、
Jと一緒にケンジントンの古着屋へ。

スーツのみならず軍服も扱う老舗の古着屋さん。
ツイードのジャケットの模様を見ているだけでも楽しい。
お店の男性が丁寧に接客してくれました。

Jはコスプレ用のウエストコートを探していましたが、
ちょうど良いサイズがなくて購入は断念。

17:30すぎ

モニュメント駅あたりのレストランで夕食。
とは言っても、歩き回ってヘトヘトすぎて食欲がなく、
私はナチョスだけ摘みながら、Jの仕事の話や、韓国旅行の話などを聞いていました。

Jと一緒にたっぷり遊んだ週末もこれで終わり。
9月に彼女と別れた時はこんなに楽しい思い出はもう作れないだろうなー
なんて思っていましたが、
今回もまたまた、一生忘れられない思い出の3日間になりました。
優しい仲間に支えられて、留学生活がどんどん濃厚になっていきます!

 

 

【2019年1月11日】「SHERLOCK」の脱出ゲームに挑戦!

 [Friday]

この日は木曜に続き、ロンドンに来ているヤニーナと遊びにいく予定ですが、
お昼はいつも通り語学学校の授業です。

この日の授業

小テストの後、収集家(コレクター)についてのスピーキングとリスニング。

Why do you think people collect things?
Do you collect anything? If so, would you ever sell your collection?

そして話題にちなんで、文法はWhat節の勉強。

What + S + main V + be動詞 ...
ex.) I love waking up late at the weekend.
What I love is waking up late at the weekend.

「週末に遅く起きるのが大好きです」
→「私が大好きなのは、週末に遅く起きることです」
と、Whatを使って語順を変えることで内容を強調することが出来ます。

そこからひたすらWhat節に置き換えたり作文する練習をしました。

I enjoy ... more than anything else.
→(並べ換え後)What I enjoy more than anything else is ...
→(完成形)What I enjoy more than anything else is going to the theatre.

f:id:notfspurejam:20210825014328j:plain
f:id:notfspurejam:20210825014332j:plain
学校の掲示板に貼ってある国内ツアーのチラシ

放課後

学校が終わってから、ドラマSHERLOCKをテーマにした脱出ゲームに挑戦するため、ヤニーナと待ち合わせているシェパーズ・ブッシュに向かいました。
そう、9月に誘われた脱出ゲームの当日がとうとう来てしまったのです!
まだ英語力も全然上がってないのに!!

 

16:00

シェパーズ・ブッシュで降りるのは初めて。
学校からまっすぐ向かって早くついてしまったため、待ち合わせ場所のショッピング・センター近くのマーケットを見て回りました。

f:id:notfspurejam:20210825014341j:plain

f:id:notfspurejam:20210825014345j:plain
f:id:notfspurejam:20210825014350j:plain
シェパーズ・ブッシュ・マーケット

多国籍な印象の強いマーケットで、学校近くのマーケットに雰囲気が似ています。
あくまで地元の人の生活に密着している場所。商店街っぽい。

少し東に行けば高級住宅街のケンジントンチェルシー、ノッティング・ヒルですが、このあたりはかなり庶民的な街並みです。

近くの公園シェパード・ブッシュ・グリーンを歩くと、周辺にファブリックの専門店 が何件も並んでいることに気づきました!

エストエンドでは高くつく生地もこのあたりだと安く手に入るんだとか。
東京でいうと日暮里みたいな感じでしょうか?

f:id:notfspurejam:20210825014355j:plain

遠くから見てもウィンドウの鮮やかな生地が目に入ります

脱出ゲームの会場のあるW12ショッピング・センターも、ロンドン郊外に良くあるモールです。

f:id:notfspurejam:20210825014359j:plain

W12ショッピング・センターのツリー

 このモールの奥にあるメガネ屋さんが、実は脱出ゲームの入り口になっています。

f:id:notfspurejam:20210825014527j:plain

本物の眼鏡屋さんみたいですが、実は合言葉を言わないと入れません!

あまりに馴染んでいるので、脱出ゲームの会場だと知らない通行人が、閉まっている扉を開けようと一生懸命押したりしてたほど。

脱出ゲームの詳しい内容については、趣味用のブログに詳細を書きましたので、
興味のある方は是非ごらんください。

↓↓↓

blog.goo.ne.jp

今回誘ってくれたヤニーナと私と、ロンドン在住のスヴィと、スヴィのイングランド人の友達の4人で参加しました。

ただでさえ脱出ゲームを体験したのは初めてだったのに、それが英語となると、私にはあまりにハードルが高すぎて、本当に無力でした。
あらかじめ「私は活躍出来ないので期待しないで」と言ってたけど、みんなにガッカリされただろうなー。

(アンダーソンというのは「SHERLOCK」の中に出てくる、シャーロックにバカにされている鑑識係のことです。)

最後の部屋は体を動かして扉を開ける場面もあったので、かろうじて活躍できました。

20:30

ゲームが終わった後は、みんなでW12からシェパーズ・ブッシュ・グリーンを挟んで北側にある別のショッピング・センター、Westfield Londonへ。

食事処を探していたので、内部の写真は撮っていなかったのですが、こちらはW12とは比べものにならないほど広大な、一流ブランドからファストファッションまで入居している巨大ショッピング・センター。アウトレット・モールのような広さです。

 

かつてはシェパーズ・ブッシュといえばW12、だったらしいのですが、
Westfieldが出来てからはすっかり存在感が薄れてしまったらしい。

21:00

結局、フードコートでテーブルを確保して、それぞれ好きな食べ物を買うことにしました。私は鶏肉のラーメン。ナチョスや誰かが持ってきたミントをつまんで、またお互いの自慢の写真を見せ合ったりして過ごしました。

f:id:notfspurejam:20210825014640j:plain

今回の脱出ゲームは4名のメンバーを揃えなければならなかったので、行けなくなったヤニーナの家族の代わりの2人を探さねばならず、半額にしてもいいというヤニーナの提案で、高価なチケット代に難色を示していたスヴィをなんとか説得して来てもらったのですが、帰りの電車の中で、同じ方向で帰るスヴィに「今回は来てくれてありがとうねー、本当にありがとうねー」と何度もお礼しました。
彼女は「楽しかったよー。こちらこそ誘ってくれてありがとうね!」と言ってくれて気持ちが楽に。
私としても、行ってみたかった脱出ゲームにチャレンジするだけでなく、友達との思い出がまた一つ増えて嬉しかったです。

次回は、ケンジントン宮殿に行く、の巻です。

 

【2019年1月10日】友達と再会!&再び映画「女王陛下のお気に入り」鑑賞

[Thursday]

風邪はまだ全快とは行きませんが、
病院に行って抗生物質をもらって安心したところで、
私にとってはちょっとしたイベントが待っていました。

スイス在住の友人ヤニーナが再びロンドンにやってくるのです!

ヤニーナとの出会いについては過去の記事をどうぞ。 

notfspurejam.hatenablog.com

 

今回の彼女の渡英の目的はドラマSHERLOCK」の脱出ゲーム"The Game Is On"に挑戦するためで、私も一緒に参加する予定。

その前に、彼女と一緒に映画館で女王陛下のお気に入りを見ることになっていました。 

ヤニーナも私と同じマーク・ゲイティスの大ファン。
私はすでに見ていましたが、友達と一緒に見られるなら何度でも見るもんね!

notfspurejam.hatenablog.com

f:id:notfspurejam:20210819232712p:plain チケットも予約済!

 

もちろんその前に語学学校での授業があります!

この日の授業

病欠で休んだ昨日の宿題はクラスメイトに画像を送ってもらっていたので回答済み。
授業の範囲も休み時間にクラスメイトに画像を撮らせてもらいました。

この日最初のテーマは

When was the last time you said no to someone?

最後にお誘いを断ったのはいつ?という話題から、
"No"の言い方のバリエーションを学びます。

 

  • 確固たる強いNo

Certainly not.
Definitely not.
Not likely!
No way!
Are you kidding?
You must be joking!

  • 100%ではないNo

Not really.
Not exactly.
Not quite.
Not especially.
Possibly not.

  • 丁寧なNo

I'm afraid not.
I wish I could.

  • Noだと思うけど間違ってるかもしれない時のNo

Not to my knowledge.
Not that I know (of).

これを踏まえた上で、いくつか個人的な質問を作り、クラスメイトに問いかけます。
訊かれた相手は、習ったパターンを参考にしながら必ずNoと回答しなければならず、
質問した側はそれが本当か嘘かを見分けます。

例えば、

Have you ever been to Japan? - I'm afraid not.
False. I've been to Japan once!
Do you like living in London? - Not quite.
True. I actually like country life.

といった感じ。 

 

後半はリーディング。

有名人のサインを売買するディーラーの話題から、時間の副詞(time adverbials)の勉強。
ライティングでもよく使う、前後をつなぐ副詞ですね。

To show the first in a series of actions:
initially, at first, to begin with, at the beginning
To show that one action happens after another:
after a while, later on, later, afterwards, subsequently
To show the last in a series of actions:
eventually, finally, in the end

サインをもらったことがあるか、クラスで話しあう場面で、
みんなに出待ち好きのミーハー女子だと思われてしまった…。特に先生に(苦笑)。

 

放課後

授業の後は、遅い昼ごはんをお馴染みのItsuで食べて、
Accessorizeでこれ以上風邪をひかないように、ニットの帽子と手袋を購入。
(実は手袋はこの後すぐに片方なくしてしまった…ドジすぎる…)

f:id:notfspurejam:20210819232740j:plain

17時に映画館で待ち合わせだったので、それまでSOHO周辺をブラブラ散歩。
シャフツベリー・アベニューのFoppでBD/DVDを物色。

f:id:notfspurejam:20210819232745j:plain

BBCのクラシック・コメディDVDがお安い!

 待ち合わせ時間ちょっと前に映画館に着くと、ヤニーナが1階のバーですでに待っていました。
ハグして再会を喜びましたが、飲み物を注文する前にまずトイレに行かせてもらいました。
学校のトイレはあまり綺麗じゃないし、行くタイミングなかったんだよね…。
行くなら映画館のトイレでしょう!

f:id:notfspurejam:20210819232749j:plain

Curzon Sohoのトイレ。壁一面ポスターが貼られててオシャレ!

戻ってきてからチャイを注文し、開場時間までその後の生活を話したり、前回会ってから撮った画像を見せ合ったりしながら過ごしました。
実はこの日、ヤニーナが書いた出版されたばかりのホームズ本(正確にはマイクロフト・ホームズ本)を持参していました。
もちろん本人にサインをもらうため(笑)。
ヤニーナはサインだけでなく、私宛のメッセージも書いてくれました。

f:id:notfspurejam:20210819232754j:plain

授業で出待ちでサインをもらうミーハー女子だと思われてからの早速のサインおねだり(笑)。
でも、これは友達のサインですから、全く別物。
ある意味、もっと特別なものです。

バーで話している時、私たちの好きな英国のSFドラマ「ドクター・フー」の話に。

2018年10月からスタッフが一新された新シリーズが放送され、ショーランナーはこれまで数本脚本を担当したクリス・チブナルが引き継ぎ、主役のドクター役が初めて女性(ジョディ・ウィテカー)になるなど話題になっていました。

「ジョディのドクターやコンパニオンは好きだけど、ストーリーがいまいち…」

そんな話をしていると、ヤニーナが入口近くをじっと見ているので、
何があるのかな?と目をやると、そこに「ドクター・フー」の前シリーズに出演していたパール・マッキーが入口横のテーブル席に座っているではないですか!

↑これがパール。

私が振り返り(あれって…!)という顔でヤニーナを見ると、彼女は一言

「うん。そうだと思うよ」

お互い多くを語らずに全てを理解しているような一言(笑)。
ヤニーナは「映画館入る時に話しかけてみよう」というので、
「えー!! いいよー、プライベートだろうし、緊張するよー!!」と躊躇していたら
「大したことじゃないよ。劇場に向かいながら挨拶しよう」と、支度をして立ち上がりました。

私も後に続くと、ヤニーナはごく自然にパールに近寄り、

「パール・マッキーさんですよね? ドクター・フーのファンなんです」

パールは、ありがとう!と笑顔。
画面で見る通り、ビッグスマイルが印象的でした。

そして「映画楽しんでいってくださいね」とだけ伝えて映画館に向かったので、
私も「楽しんで!」と付け足し、手を振ると、
パールも「あなたたちも!」と見送ってくれました。

その流れるような自然な挨拶に、
誰に対しても緊張してしまう私は深く感心してしまったのでした。

なので、

と呟いてましたが、実際にはヤニーナがいたからやっと出来た挨拶なのでした。


Curzon SOHOは2階や地下にもバーがあって
映画館というよりシックで落ち着く飲食店のような雰囲気。

入場は特にチケットを見せる必要もなく、
無断で入っていく人とかいないの? 防犯上問題ないのか?と心配になります。

肝心の映画の方は、私は2回目の鑑賞だったので、セリフを復習しつつ、
分かりにくいところは後でヤニーナに確認したりしていました。

女王陛下のお気に入り」は、女官同士が火花を散らすおっかない映画ではありますが、その容赦ない衝突っぷりが観客の笑いを誘います

 

レイチェル・ワイズ演じるアン女王の親友のサラが夫であるマールバラ公(マーク)の出征前に「今夜は一緒にいて」と言うと公爵が「男と一緒の方がいい」と返してるシーンがあったのですが、中の人であるマークがゲイで、たまにヤニーナが「すごくマークっぽいセリフだ」と話してました。劇中では「男同士の方が気兼ねがない」って意味だったんでしょうけどね(笑)

 

 

 

映画の後は、レスタースクエアのイタリアン・レストランで食事。
ここは昔、ひとり旅でロンドンに来た時に寄ったことがありました。

f:id:notfspurejam:20210819232803j:plain
f:id:notfspurejam:20210819232812j:plain
ピザ(左)/ティラミス(右) 食べきれずに持ち帰りました!

ヤニーナはモバイル通信が使えないので、店のWifiを確認するのに時間がかかりながら、やっと夕食にありつき、映画の内容をあれこれ振り返りました。

次の日(金曜日)もヤニーナと遊ぶ予定だったので、
予定を確認して夕食後には別れました。

金曜はついに!SHERLOCKの脱出ゲームに挑戦です!

 

帰宅後 

帰ったら「9から始まる奇妙な物語」Inside No.9の再放送を見たり。 

集中力がないので、よゐこの動画を見たり。

  

日本ではナショナル・シアターの劇場中継NT Live のラインナップが発表されてました。

 

 

【2019年1月9日】風邪が治らず、ついに病院へ

[Wednesday] 

学校の日、ですが、ずっと引きずっていた風邪がぶり返し、もう我慢の限界。
体調不良が次の日以降の予定に響くのも心配なので、
一度学校をお休みし、病院に行くことにしました。

私の語学学校は、phone in sickしなくても問題はありません。
診察してもらう病院は、午前中に海外保険で契約した会社に連絡し、
リバプールストリート駅近くにある日系の病院に予約を取ってもらいました。
英語で診てもらおうかとも思ったのですが、
初めてなので、今回だけは日本語対応してもらおうと決めました。
(結局、病院に行ったのは1回限りだったけど。)

ジャパングリーンメディカルセンター クリニック紹介 シティクリニック

 

海外保険加入については過去の記事をご参照ください。

notfspurejam.hatenablog.com

 

14:00

予約は15時だったので、それまでは家で休み、間に合うように外出。
地下鉄で向かいました。 

 

15:00頃

リバプールストリート駅に到着。
病院のあるシティ方面へ向かいます。

f:id:notfspurejam:20210819220555j:plain

北側のショーディッチに向かうと、飲食店や衣料店が多くありますが、
南側はシティらしい、いかにも殺風景な道(笑)。
こんなところに本当に病院があるのか?と不安になりましたが、
日本でも雑居ビルの中にクリニックが入居してたりしますもんね。

f:id:notfspurejam:20210819220620j:plain

本当にここにクリニックがあるのか…?

看板も何も出ていないため、不安を感じながら、地図を頼りに建物へ入って行くと、
確かにクリニックがありました!よかった!

扉に入ってすぐに受付があり、日本語で対応してくれました。
初診票を書き、本人確認書類と保険証書を提出。
待合室のテレビはNHKトーク番組が流れていました。
なんだか日本に帰ってきたような気分
時間もそれほど待たず、数分程度で見てもらえました。
(その後の会計処理→薬受け取りは時間がかかっていたけど。)
全て終わって、クリニックを出たのは15:40頃でした。

f:id:notfspurejam:20210819220609j:plain

クリニック内部、診療室から受付へ向かう通路

体調を振り返ってみると、12月初めに一度、
そして年末に改めて風邪になったのかもしれません。

慣れない土地だと、時間が経てば自然に治る、とはなかなか行かないなー。

 

17:00

帰りはスーパー(Morrisons)でオレンジジュースとエビのおつまみとクロワッサンを買っておとなしく帰宅。

家でもらった薬を飲み、The One Showを見ながら出題されたクイズを解く。

 

 

翌日の木曜日は、どこぞの首相が訪英するというニュースもありましたが、

私はあの友達と再会する日。楽しみ! 

 

【2019年1月8日】ナショナル・ギャラリーとナショナル・ポートレート・ギャラリー

[Tuesday] 

新学期2日目。

通常通り、上級と上中級のクラスに分かれての授業になったので、
やっと新しいテキストの内容を勉強することになりました。

この日はちょっと変わった趣味を持った人の文章を読みつつ、
「夢中になる」時の英語表現を学び、
自分の周りにいる変わった趣味を持つ人の話をクラスメイトと話し合いました。

crazy about 
be keen on
be obsessed with
have a passion for
into it  etc...

そして話し合った内容を参考に、身近な人の趣味について5つ文章を書き、
先生が添削してくれました。

 

 

放課後

久しぶりにナショナル・ギャラリーに行ってみようと、
少し遠いのでよく利用しているバスではなく地下鉄で移動。

ノーザンラインで南側に向かうのは慣れてないので、
慎重に乗り換えを確認していると… 

 

 

16:00

チャリング・クロス駅に到着。
地上に出たらトラファルガー広場までは5分もかからない。

f:id:notfspurejam:20210723103624j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103639j:plain
セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとジョージ4世像
f:id:notfspurejam:20210723103634j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103628j:plain
トラファルガー広場とネルソン記念柱

以前はナショナル・ギャラリーへは正面入口から入場出来たと記憶していたのですが、
この時は西側にある別館"Sainsbury Wing"から入るようになっていました。
詳しい理由はわかりませんが、おそらく荷物検査を行うようになった関係かな。

 

f:id:notfspurejam:20210723103647j:plain

2019年1月時点でのエントランス

f:id:notfspurejam:20210723103652j:plain

入場すると特別展のチケット売り場とグッズ売り場があります

今回は常設展のみ見るつもりなので、階段を上って本館へ。

内部のマップはこちらからどうぞ↓

Level 2 | Floorplans | National Gallery, London

f:id:notfspurejam:20210723103701j:plain

大きさと躍動感でひときわ目を引く
ジョージ・スタッブスの「ホイッスルジャケット」

 

f:id:notfspurejam:20210723103706j:plain

実物は意外と小さい、クロード・モネの「ウエストミンスター橋」

f:id:notfspurejam:20210723103711j:plain

かつては混雑していたゴッホの「ひまわり」!! 並ばずに見られました

f:id:notfspurejam:20210723103741j:plain

アーニョロ・ブロンズィーノの「愛の寓意」

英国を旅行するのは、だいたい芝居目的なので、美術館を訪れる時はその芝居に関わる歴史の作品を見に行くようにしているのですが、
今回の留学中に常に注目していたのは「英国万歳!」と「女王陛下のお気に入り」の時代だったので、ジョージ3世もしくはアン女王の時代の作品を探していました。

そしてナショナル・ギャラリーで見つけたのは、ジョージ3世の妃であるシャーロットの肖像

f:id:notfspurejam:20210723103721j:plain

トーマス・ローレンス卿の「クイーン・シャーロット」

見に行った当時はRoom 36の天井がドームの部屋に展示されていました。
(東京と大阪で2020年に開催された「ナショナル・ギャラリー展」で展示されていたらしいです。)

解説に書いてあった内容は↓で訳してます。

f:id:notfspurejam:20210723103736j:plain

1789-1790年の作品なので、王妃は45歳くらいでしょうか。
ちょうど1789年がジョージ3世が長期にわたる病気から回復し摂政案が阻止されたあたりなので、ちょっとひと段落していた頃でしょうか。
穏やかな表情を浮かべていて、なんとなく、他の女王や王妃の肖像画よりも親しみを感じます。
近くで見ると、ドレスのレースや襞が非常に繊細に描かれていて、細部まで見応えがある1枚。
こうやってみると「英国万歳!」でシャーロット妃を演じてたデブラさんってちょっと本人に似てる。

 

16:48

肖像画を見るならナショナル・ポートレート・ギャラリー(NPG)の方がいいかも、と気づき、ギフトショップで父に送る用のターナーのポストカード(£1)と、国際切手(£5.85)を購入した後、隣のNPGに向かいました。

17:00

NPGでもジョージ3世もしくはアン女王関連の作品を探していると、
ありましたありました!

f:id:notfspurejam:20210723103811j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103756j:plain

女王陛下のお気に入り」で、愛憎入り混じった関係が見られるアン女王サラ・チャーチル肖像画もちゃんと?並んで展示されています。

その間にはサラの夫であるモールバラ公ジョン・チャーチルの胸像が置かれています。

f:id:notfspurejam:20210723103751j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103801j:plain
ジョン・チャーチルの肖像と胸像

ジェームズ2世の元、反乱を起こしたモンマス公を鎮圧した様子が描かれた肖像画も、
同じ部屋に飾られています。
でもその後はジェームズ2世を裏切り、オランダ総督のウィレム2世(のちのウィリアム3世)側についてしまうんですよねー。
アン女王はこのウィレム2世の妻、メアリー2世の妹です。

映画の中で鴨レースに興じていた大蔵卿シドニーゴドルフィン肖像画もありました。

f:id:notfspurejam:20210723103806j:plain

ゴドルフィン

 そして、小さな装飾品も眺めていると、
その中にジョージ3世のものも見つけました。 

f:id:notfspurejam:20210723103828j:plain

ジョージ3世の横顔

これって、さっき見たシャーロット妃のブレスレットについていた小さい肖像じゃないか?!

f:id:notfspurejam:20210723103726j:plain

右の手首の細密画と比べてみて!

やっぱり同じものじゃない?!
ただ、説明書きにはそこまでの記述はなく、
画家は不明で、1809年頃かそれ以前に描かれたものとなっていました。

でももし同じものだったとしたら、
直前に見た肖像の中の実物が間近に見られて感動しちゃうな。
もしかしたら王妃が肌身離さずつけていたかもしれないんだもんね。

f:id:notfspurejam:20210723103843j:plain

閉館ギリギリまでじっくり楽しみました

 帰りはいつものようにレスタースクエアを経由して帰宅。

f:id:notfspurejam:20210723103853j:plain

f:id:notfspurejam:20210723103848j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103858j:plain
レスタースクエアで見た「女王陛下のお気に入り」の広告
f:id:notfspurejam:20210723103905j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103910j:plain
そして気になっていた他の映画の広告

帰宅後

帰宅後は、オンライン上で3か月分のトラベルカード(定期券)を購入。
お値段は£331.80。

テレビではスペインのリゾート、ベニドルムを舞台にしたシットコム"Benidorm"のアニバーサリー特番が放送されていた。

ティーヴが出てるけど、いまいち食指が動かず見たことないんだよなー。 

f:id:notfspurejam:20210723103916j:plain
f:id:notfspurejam:20210723103931j:plain

 

 

↓↓↓過去のナショナル・ギャラリー&NPG関連の記事はこちら。↓↓↓

blog.goo.ne.jp 

blog.goo.ne.jp

 

blog.goo.ne.jp

 

【2019年1月7日】新学期突入!&「ブレグジット EU離脱」

[Monday] 

長く感じたクリスマス休暇が終わり、語学学校はついに新学期突入。
新年から新しいクラス(Upper-intermediate)になるので、クラスメイトも変わります。

ですが、休暇明けは学校も生徒が少ないと思っていたせいか、クラス分けの掲示を見に行くと、最上級のクラスと合併されていました。

案の定、教室には普段多くても8人程度集まるところが、生徒が20人以上ごった返して椅子もスペースも足りない状態に。

結局、この日1日だけは大所帯での授業で、火曜日からは通常どおり上級と上中級のクラスに分けるよう調整してくれることになりました。

 

新しい先生はステフ。入学したての半月間でお世話になった先生です。

彼女はフレンドリーな先生ではあるのですが、教科書に忠実すぎるのとボードに書く分量が多いのが欠点。

前の先生=サラの時にはカードを使ったゲーム的な授業やクイズもあったりしたので、それに比べると「学校の授業」度が強い。

前述の通り、この日は上級クラスも一緒だったので、新しく用意した教科書の勉強ではなく、配られたプリントで授業が進みました。

 

この日の内容は(今そのプリントが見当たらないのでリーディングについては後で追記しますが)英語のフレーズ・ことわざを学んで、内容に賛成するか話し合うもの。

① A change is as good as a rest
② She had a change of heart.
③ He's changed his tune.
④ A leopard can't change its spots.

つまり、自分に当てはまるかどうかということです。
すべて「変化」に関するフレーズですね。
これらのフレーズと自分の経験した勉強・仕事・環境・関係等の変化を語り合います。
意味を知らない方は是非調べてみてくださいな!

この授業では上級コースのキョウコさんという日本人の方と知り合いました。

放課後はバスでコヴェント・ガーデンあたりに向かい散歩してから帰宅。

f:id:notfspurejam:20210723101951j:plain

バスから見た、老舗の傘屋 "James Smith and Son"

 帰宅後はチャンネル4で後に日本でも放送されたベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマブレグジット EU離脱を見ました。

ベネディクトは後にボリス・ジョンソンの上級顧問となるドミニク・カミングスを演じていて、彼が2016年に行ったEU離脱のキャンペーンの舞台裏を描いています。

今では名前を聞くことも多くなりましたが、当時はドミニク・カミングスはそれほど有名ではありませんでした。

英で新年にブレグジット・ドラマ放送、カンバーバッチ主演 タイミングで議論も - BBCニュース
【解説】 英首相の上級顧問、ドミニク・カミングス氏とはどんな人物か? - BBCニュース 

あのSNSでやたら見かけた「NHSに資金を!」と書かれた赤いラッピングバスも登場。
(実際には離脱後のNHSは予算が削られ、全くのデマカセだったことが分かりますが)

対する残留派の報道責任者クレイグ・オリヴァーロリー・キニアが演じていて、はじめのうちは残留が強いと思われていたにもかかわらず、カミングスの暗躍で次第に不利な状況に追い込まれていきます。そんな中、残留派のジョー・コックス議員が殺害されたというニュースが報じられ、再び先行きは不透明に。

現実の物語でありながら、劇的に一進一退の攻防が続いていきます。

ジェイムズ・グレアムは政治劇が得意な劇作家、監督は「ドクター・フー」でも名前をよく見るトビー・ヘインズ

ボリス・ジョンソンナイジェル・ファラージが憎たらしくも似ていて笑っちゃいました。

そして、後で見直したら私の好きなマーク・ゲイティスも出演していて…

マークは同じくジェイムズ・グレアム作のドラマ”The Coalition”でピーター・マンデルソン役で出演していたので、今回もマンデルソン役。今後マンデルソン俳優として定着していくのかもしれないです(笑)。

↑これはのちに出た新聞記事。

 

https://m.media-amazon.com/images/I/61JzDXuiI6L._AC_UL320_.jpg

ブレグジット EU離脱 [DVD]

風呂上がりは、マークとジャーナリストのマシュー・スウィートが007シリーズについて語り合う番組"Premium Bond"の再放送を途中から視聴。

www.youtube.com 

この日の夕食はマクドナルドと近所の店の6本入りスパイシーチキン(£1)。
肉が欲しい(貧血気味の)時はフライドチキンだのみになってきました。安いし。

 

 

【2019年1月6日】牡蠣の町、ウィスタブルへ

[Sunday] 

言語交換友達のヴィクターが、またどこにも出かけていない私のために車を出してくれるというので、お昼に図書館で待ち合わせ。
図書館では、ヴィクターが待ち合わせの時間まで広東語の個人指導をしています。

f:id:notfspurejam:20210715002559j:plain

無事に落ち合った後、この日はヴィクターがよく行くというケント州の港町ウィスタブルへと案内してもらうことになりました。

車の中では日本語の童謡を歌いながら、動物を日本語で勉強。
今考えると、男性と2人で遠出するのは危険な気もしますが、
車内ではきつねやたぬきの話をしていたので、そんな緊張感はありませんでした。
繰り返し会って、信頼出来る相手か見極めるのが大事ですね…。

14:15 

ウィスタブルに到着。
街の駐車場に車を停めて、海に向かうと、
港に小さなキッチンバーを兼ねた魚屋さんがありました。

f:id:notfspurejam:20210715002609j:plain

真冬だけど、散歩している人が結構います

お昼を食べていなかったので、ひとまず何かつまむことに。
中に入ると、氷の上に並べられた魚、その前に注文カウンター、
部屋の脇の通路に食事用のテーブルが並べられています。

f:id:notfspurejam:20210715002604j:plain

イギリスといえばフィッシュ・アンド・チップス
揚げる魚はタラ(cod)を使っているのをよく見かけます。
ここにもタラとチップスの組み合わせがありましたが、
扱っている魚介類が多いと、エビやイカも出してくれるんですね。
私は、タラだと多すぎるので、ヴィクターが提案してくれたエビ(prawn)とチップスを注文しました。これならおつまみ感覚でいただけます。

f:id:notfspurejam:20210715002620j:plain

プラウンアンドチップス!出来立ての熱々!
(エビを少し食べた後に撮影してます)

プリップリのホックホク!
この量ならF&Cの時のように量の多さにげんなりしなくて大丈夫!
港の調理場で作ってもらっているせいか、他の場所で食べたF&Cより美味しく感じましたが、猫舌なので、食べるのに時間がかかってしまいました。

 

30分ほど食事をした後は、食後のお腹を落ち着かせるために港を散歩。

f:id:notfspurejam:20210715002624j:plain

ウィスタブルは牡蠣の産地で特に有名。港でも牡蠣が売られています。

f:id:notfspurejam:20210715002629j:plain

が、ヴィクター曰く

「今は季節じゃないし、輸入物で新鮮じゃないだろうから食べなくていいよ」

とのことで、牡蠣が名物なのに食べませんでした。
でも今考えると、牡蠣の旬って冬なのでは…。
エビが美味しかったからいいけどね。
(実はお腹が弱いので牡蠣にあたらないかちょっと怖かった。)

f:id:notfspurejam:20210715002651j:plain

海岸も砂や砂利ではなく、牡蠣の殻で覆われている!!
f:id:notfspurejam:20210715002633j:plain
f:id:notfspurejam:20210715002646j:plain

夏ならばもっと爽やかで、オイスター祭りを楽しむ人たちで賑やかなのでしょうが、
この日の冬の海岸は、風も強くなく穏やかで、
集まる人たちがそれぞれの時間を過ごしている様子を眺めると落ち着きました。
いかにも英国の冬の海岸といった、淡く静かな時間。

f:id:notfspurejam:20210715002705j:plain
f:id:notfspurejam:20210715002709j:plain

f:id:notfspurejam:20210715002714j:plain

赤と青の船が並んで、絵になる港

一通り歩きまわった後は、店の前で黄色いカッパを着たおじさんと記念撮影。

f:id:notfspurejam:20210715002718j:plain
f:id:notfspurejam:20210715002614j:plain
f:id:notfspurejam:20210715002723j:plain
ナマズシェフ(左)と顔の白い漁師のおじさん(右)

15:30

ロンドンへ戻る前にウィスタブルの街も歩きました。
ハイストリートはおしゃれなアンティークやブティックの店が並んでいて、
歩いているだけで楽しい気分になります。

f:id:notfspurejam:20210715002728j:plain

f:id:notfspurejam:20210715002733j:plain

f:id:notfspurejam:20210715002738j:plain

可愛いワンピース!

程なくハイストリートの三叉路にある建物の前でヴィクターが立ち止まり、
歴史ある建造物であることを教えてくれました。

f:id:notfspurejam:20210715002743j:plain

Duke of Cumberland Hotel

現在は、デューク・オブ・カンバーランド ホテルが営業しているこの建物、
1747年までは"Noah's Ark"というパブで、その後、カロデンの戦いでスコットランド兵を鎮圧したカンバーランド公ウィリアムにちなんで「デューク・オブ・カンバーランド」と改名され、牡蠣漁師の本部としても使われたそうです。

DUKE OF CUMBERLAND Pubs of Whitstable

 

f:id:notfspurejam:20210715002748j:plain

f:id:notfspurejam:20210715002755j:plain

素敵な街を歩きながら、
ヴィクターから香港に住んでいた頃の話も聞きました。
カンフーの腕を上達させるために香港に渡った彼は、外国人にもかかわらず流暢な広東語を話すので珍しがられて、俳優として何本か映画に出演したらしい。

ジャッキー・チェンマギー・チャンにもあったことがあるとか。

すげー!

それでも、俳優として香港に住み続けることは諦めてロンドンに戻ったらしいけれど、
その時に学んだ広東語を使って仕事が出来ることを誇りに思っていると話していました。

寒さと長く悩まされている風邪ですっかり気落ちしていた私でしたが、
外国語を習得した先輩の言葉は、私に少しばかり元気をくれたのでした。

 

19:50

ウーリッジの中華料理屋で夕食。

f:id:notfspurejam:20210715002800j:plain

試しに注文してみたあんかけ焼きそば。ヴィクターはカレーでした。

7日は月曜。語学学校は新学期に突入です。