【2018年10月13日・14日】カールトン・ハウス・テラスのトーク・イベントへ
[Saturday]
11:00頃
🌤 風が気持ちいい。 pic.twitter.com/TDHtQKeY96
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月13日
この日も快晴! 本当にいい天気続きでありがたい! 家の前にはアイス売り!
イギリスでおなじみのアイス屋さん来た!マリオ柄…。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月13日
オルゴール音を聞いて家から出て来た親子が買い終えると、颯爽と去っていった! pic.twitter.com/63eTBh7hd1
住んでみて分かったけど、英国のアイス屋さんって日本の焼き芋屋みたいだな…。
でも体調はちょっと下がり気味。
どうも頭が痛いんだよな。暖かいのに。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月13日
今思うと、前日にお酒飲んだからじゃないだろうか。
さて、この日は一大イベント!
私の大好きな俳優・製作者マーク・ゲイティスが登壇するエスクァイヤ誌主催のパネル・ディスカッションの日でした! しかも会場はカールトン・ハウス・テラス!
どこ?と言う方もいるかもしれませんが、ドラマ「SHERLOCK」でマークが演じたシャーロックの兄マイクロフトが会員のディオゲネス・クラブ。その外装が撮影された場所です。
元々ここはジョージ4世が摂政皇太子時代に住んでいたカールトン・ハウスがあった場所で、イギリスの歴史的指定建造物のリストにあり、イベントが行われる10-11番地にはイギリス学士院が入居しています。
外見だけ見に行ったことなら何度もありました。
↓これが初めて見に行った時の記事。
つまり、マイクロフト(の中の人)とディオゲネス・クラブ(のロケ地)で会える!という、ファンとしてはたまらないイベントなのです!
実は、マークのお誕生日が近いこともあり、あらかじめプレゼントを用意していました。小林正樹監督の映画「怪談」のDVD。
なんでやねん!と思われるかもしれませんが、マークはホラー好きで以前怪談の英訳本をプレゼントして喜んでもらえたことがあったので、引き続き怪談勝負!なのです。
いつもプレゼントを持っていく時はじっくり考えて書いた手紙も一緒に添えていたのですが、留学中は時間をかけて書くことが出来ず、当日書くことになってしまいました。
「まあ、今回お話できるタイミングがあるかどうかもわからないしね…」
そう思いつつも結局悩みに悩んで完成したのは15時頃。でもどうしても気になる誤字があり、修正液を持っていなかったので、出先のSam 99で修正液セットを購入。本当は修正液なんて使わない方がいいけど、全部書き直す時間はなかったのです。
地下鉄でチャリング・クロス駅へ向かい、トラファルガー広場の石の手すりのところで最後の手直しをし、手紙に封をしました。やれやれ…。
17:50
トラファルガー広場からポール・モールを経由してカールトン・ハウス・テラスへ。
ホームズ聖典でディオゲネス・クラブがあるのはポール・モール=ペルメル街とされていますが、ロケ地もそのすぐ近くにあるのです。
現地に到着したのは開場の30分ほど前。
緊張して中に入る勇気がなく、入り口のあたりを行ったりきたりしていたら、見たことのある女性が立っていました。
「あれ?!」
「あ、あなたは!」
それは9月のコメディ・ツアーを見に行った時に初対面したシンディだったのです!
シンディと出会った日のことはこちら↓。
「あなたが来ているなんて知らなかった! 心強いわ!」
それはこっちのセリフです!
この日はお互い一人で来ていたので、ビビってなかなか中に入ることが出来なかった私は、彼女と一緒にやっと会場へ入ることが出来ました。
外観がディオゲネス・クラブだから、到着したものの「こんなハイソな建物の中に入っていいのだろうか…」ってビビってモジモジしてたら、ライヴツアーの時に会ったファンの方と外で出会って、やっと勇気出して入れたよ。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月13日
ラグジュアリー空間だったー。色んな意味で緊張したわ。
受付でイベントのチケットとドリンクチケットを受け取り、1階のバーでカクテルに交換。建物の中で写真を撮ってよかったのかわかりませんが、イベント自体のオシャレでハイソな雰囲気にすっかり呑まれ、しかもネット上では知り合っていたとはいえ、数日前に直接会ったばかりの英語話者のシンディと一緒ということもあって、スマホで写真を撮る余裕がありませんでした。すみません…。
中の雰囲気はこんな感じ。
そんな挙動不審の私でしたが、シンディは面倒な顔をせず、始まるまでの時間を一緒に過ごしてくれました。そして天井までの高さのある本棚に囲まれた一室のソファでカクテルを飲みながら、彼女がアメリカ出身で数年前にイギリスに来たこと、カーディフで研究職に就いていることも知りました。ロンドンに来てから、趣味を通じて知り合った人たちに助けられてばかりです。
そして18:20頃、トーク・イベントの部屋に向かおうと階段を上がるも行き止まり。けっこう複雑な内部。シンディが受付に場所を何度か聞いてくれて、やっと会場の部屋に辿りつけました。
私もシンディも筋金入りのマークファンですが、節度を知る大人なので(笑)、最前列ではなく、3列目の端っこに着席。
今回のトーク・イベントのテーマは「初めての本を出版するには?」"How to get your first book published"で、脚本家のジョン・ニーヴン、作家のアンドリュー・オハガンが登壇予定でしたが、どちらも天候で列車が動かずキャンセル。急遽、パネルトークではなく司会者との対談形式になりました。私たちにとってはラッキーなハプニング。
脚本家としても俳優としても成功している彼ですが、そんな彼でもこの数年の間に仕事を断られたことがありショックを受けたことなど、執筆に対しての向き合い方を率直に語ってくれました。
1日の予定について話してる時にマークはパーティーとか予定が急にキャンセルになる瞬間が嬉しいらしく、
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
「(受話器を取り)もしもし?ナニ?
(受話器を胸で押さえて)ナッハッハッハ!←高笑い」
って喜ぶ小芝居してて、音声を録音してたのに思わず吹いてしまった。
アガサ・クリスティーが締め切り前に自分にプレッシャーをかけてた話とか、ダグラス・アダムスが貧しくても書き続けてた話(これは前にもよくしている)を引き合いに出してた。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
あとオファー受けて何年も書いてたのにポシャった話とか…。
録音した音声は小さいから編集して何処かに置こうと思ってる。
詳しい内容はシンディが記事で残しているのでそちらをどうぞ。
Anthea's Blackberry — Mark Gatiss at the Esquire Townhouse: writer’s...
イベントが終わった後、帰り支度をしていたら、シンディが「さあ!こっちこっち!」とマークに会いに行こうと手招き。
プレゼントを持ってきたものの、話しかけられる状況かわからなかった私は、促されるままに彼女に着いて行くと、マークはいつも通り近寄ったファンの一人一人に挨拶をしてサインに応えていました。
そしてついにマークが私の目の前に。
「誕生日プレゼントを持ってきました!」
用意しておいたDVDと手紙の包みを手渡すと、
「ありがとう!(中身は)何? 見ていい? 見ていい?」とソワソワ中身を覗き見。
「日本のホラー映画のDVDです」
「おーぅ!(ジャケットを見て、怖そう!と言う顔)」
そして写真撮影も。
セルフィではなくシンディが撮影してくれたので、彼女の番では私が写真を撮ってあげました。
久しぶりにお話したマークはいつも通り、誰に対しても気取らず優しく接していて、その様子を見ているだけでも心が温まります。
身構えている人の心をほぐすような雰囲気を持っている人なんです。
TLoGのロンドン公演の時にあまり出待ちに応えてなかったから「超優しいマークが顔も見せないなんて…」ってみんなショックを受けてたけど、今日の話を聞く限り、ツアー中はかなりバタバタしてたみたいだな。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
いつもみたいに移動中に時間を見つけて書く、っていうようなことも難しかったみたいだよ。
でも今日のマークはいつも通りのマークだったよ。出来るだけ耳を傾けてたし、温かかった。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
広報のRKさんが「マーク、ワイン欲しい?」って訊いたらサインしながらマークが「お願いしまーす」って答えて、ニヤリとしながらのんびり注文しに行く、ってやり取りを生で見れたよ。
相変わらず、好きな人を目の前にするとガチガチに緊張してしまう私ですが、今回はシンディがいてくれたおかげで躊躇せずに話しかけることが出来ました。一人だったら建物に入る時と同じように一人で右往左往してたかも。終わった後も、あーすればよかった、こーすればよかったと自己嫌悪に陥っていたかもしれません。
そしてカーディフへ戻らなければならないシンディとはヘイ・マーケットでお別れ。外出時間は短かったけど、長い一夜だった…。
帰宅後
BBC TWOでマークのお仲間、スティーヴ&リースが手がける"Inside No.9"「9から始まる奇妙な物語」の再放送を鑑賞。
Inside No9の時間だった。 pic.twitter.com/eJZKpd5pAm
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月13日
さすがにこの日は興奮してなかなか寝付けませんでした。
やばい、3am過ぎてる!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
眠れない…!
明日はリスニング強化日として勉強に励む所存です。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
[Sunday]
翌日は家で自習の日。
昨日と打って変わり今日は雨☔️ pic.twitter.com/joVBwXMRfT
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
久しぶりの雨だけど、土曜日のことを思い出して、心の中は晴れ模様。
マークが愉快に笑ってるのを見るとさー、快晴の暖かい日にベランダで真っ白いシーツが風にたなびいてるところを思い出します。私だけか。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
でも他の人にも気持ちが向いちゃったり?
ベン・ウィショーという、美しい人類が生まれた日だった。#HappyBirthdayBenWhishaw pic.twitter.com/26o8i1kS5E
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
この日、家族が留守にしていたので、いつもよりゆっくりお風呂に入りました。
ホームシックにはならなかったけど、お風呂については日本の湯船が恋しくて仕方なかった…
英国…というか、おそらく西洋ではご存知の通り追焚きは出来ないので、湯船にお湯をためてもすぐに冷えてしまいます。効率よく体を洗うのが大事です。
やっと西洋の風呂の入り方に慣れてきた、気がする。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
私の場合、 まず…
湯船の栓を開けたままヘアキャッチをおき、シャンプーで髪を一度しっかりと洗う。
→髪が集まったヘアキャッチを離れたところにおいて、栓をし、湯船にシャワージェルを少し垂らしておいて2回目のシャンプー。2回目は泡立ちがいいので体も一緒に洗い、シャワーで流す
→髪にコンディショナーをつけておく
→シャワージェルをシャワーボールで泡立てて体を洗う
→シャワーを止め、そのまま湯船につかり、お湯の中で泡立った体を洗う
→湯船の栓を抜く瞬間に再び排水溝にヘアキャッチを設置して、コンディショナーのついた髪と泡の残った体を洗い流す
→シャワーで湯船を軽く掃除
→ヘアキャッチについた髪をトイレで流す
以上がお風呂に入る時の手順。一般的なやり方とは違うかもしれませんが、何度か試すうちにこれがベスト!だと思いました。
シャワーで湯船にお湯をためるタイミングでシャワージェルを垂らしているので、コンディショナーを沁み込ませた後には泡風呂のようになっています。タライに溜まった泡の中で食器をゴシゴシ洗って、最後に綺麗な水で洗い流すようなイメージ。
ヘアキャッチというのは日本から持って行った100均で売っている排水ネットです。
日本人がホームステイしていると、日本にいる時と同じノリで水を使ってしまうので、ホストマザーに嫌味を言われる学生もいるみたいです。私は何も言われなかったのですが(もしくは気づいてなかっただけ?)、なるべく水を使わないように気を使っていました。
髪の毛についてはホストマザーに一度「髪をそのまま排水溝に流した?」と疑われたことがありましたが、「私自分用のヘアキャッチ使ってるんで!髪の毛も短いから長い髪の毛が絡まることなんてないですし!」とはっきり否定しました。
そんな気を使うお風呂生活だったので、家族が留守の時は誰もトイレに入ってこないし邪魔されることもないので、ラジオを聞きながら、ちょっと長めに湯船に浸かることにしていました。
当時、ビートルズの「ホワイト・アルバム」が発売50周年ということで、マーティン・フリーマンがホストを務める特集番組が組まれていました。
マーティンがホストでビートルズのホワイトアルバムを紹介って、なんて贅沢なんだ。https://t.co/jFzZz5xGqT
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
「今日は一日 ビートルズ(ホワイト・アルバム)三昧」
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
司会:マーティン・フリーマン
(本当は3時間です。)
Revolution No.9がラジオでかかるのは英国でも珍しいか。日曜の午後に久々に聞いてゾワっとした。確かマーティンが「少なくともポップアルバムに初めて収録された前衛作品」って言ってたな。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月15日
休日の昼にお風呂につかりながらマーティンのしきりでビートルズの曲を聴き放題できるなんて幸せ。リスニングの勉強にもなります。
残りの時間は自習や宿題をして、夜は日曜のお楽しみ、「ドクター・フー」。
前回まではなかった新しいオープニング映像も登場して興奮しました。
— Doctor Who (@bbcdoctorwho) 2018年10月14日
新しい #DoctorWho のOPかっっこいい!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
そして、主人公のドクターが乗るポリスボックス型宇宙船TARDISも登場。
#tardis I missed you! #doctorwho
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月14日
リフレッシュした週末を過ごせました
(2020-11-07 19:43)