ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年10月18日】ロンドン国際映画祭「女王陛下のお気に入り」レッド・カーペット

[Thursday]

この日は以前下調べしていた「女王陛下のお気に入り」プレミアの日
授業は1コマだけなので、終わり次第会場に向かう予定。

この日の授業 

海で溺れ掛けた人が語るエピソードのリーディングと、その内容に関する演習、そして本文中にも登場したgetが意味するあれこれを勉強。
getは"arrive" "buy" "become" "take" "understand" などなど、複数の意味で使えますよ!という内容。

 

放課後

地下鉄で会場のレスタースクエアにあるCineworld前へ向かう。

ところが、着いてみると映画館の前にLFFの看板や柵はあるものの、レッドカーペットが敷かれていない! この時間に準備されてないっておかしくないか!?
そしてツイッターで情報を追ってみると、どうもレスタースクエアではなく、サウスバンクにあるBFIで行われるらしい

急がないとレッドカーペット観覧用のリストバンドがもらえないかもしれない!
普段ならサウスバンクまで徒歩で歩いていますが、この時ばかりはヘイマーケットからバスで新会場へ向かうことに。
ところがそんな時に限ってバスがなかなか来ない! 

16:10

結局10分近く待ってやって来たバスに乗り込んだ私。
歩って向かった方が早かったかも。とほほ。

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バスから見たトラファルガー広場

16:20

やっとBFIサウスバンクに到着。

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映画のポスターが大きく映し出されたモニターに目隠し用の柵が張り巡らされている。やはり会場はここで間違いない!

勇気を出して、カーペットの入口にいる女性の警備員にどうやったらレッドカーペットが見られるか聞いたところ、

「リストバンドは持ってる?」

持ってないことを伝えると、「残り少なかったからもうなくなっちゃたかも。あそこで訊いてみて」と、ガード下にあるテントの位置を教えてくれました。どうやらそこが入場待ちの列の先頭らしい。
テントに駆け寄って、スタッフにまだリストバンドが残っているか確認したら、
ありました! まだ残ってた!

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ピンクのリストバンドを腕につけてもらった!
安心したところで、時間まで周辺で軽食を探そうとするも見つからず。
おとなしく最後尾で待つことに。
待っている間、周りの入場者の会話から会場変更の事情が分かってきました。

どうも監督がCineworldのスクリーンが気に入らずBFIに変更になった、との噂に聞いた。

ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月18日

 

17:05

レッドカーペットへの入場開始。

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ほとんど列の最後尾だったので、キャストやスタッフが見にくい場所になることを覚悟していましたが、最後だったのがよかったのか、舞台のあるモニターから近い位置に行くことが出来ました。

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端っこだからそばに音響機材はあるけれど、横に人がいないから快適!

18:00

だんだんとマスコミや会場スタッフが準備をし始めます。

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出席者リストだ!

音楽も流れ出してドキドキしてきた!

18:20

キャスト陣からまずレイチェル・ワイズが到着。一番乗りでした。

ちなみに今回、私はサインをもらったりセルフィーを撮ることは考えず、フォトグラファーに徹するつもりでした。有名人にむやみにサインをねだらないという、私の妙なポリシーがありまして。本命の好きな人にも、節度を持ってサインを頂くのがモットー。本音は、もらえなかった時が悲しいですから、期待しないくらいがちょうどいい。レッドカーペットでもらうより劇場での出待ちして頂いたサインの方が丁寧に書いてもらえますしね。

18:30

そして私のお目当てのマーク・ゲイティスが登場。 


UK Premiere of "The Favourite" at LFF

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監督やキャストが続々と到着しますが、彼らが私のいるスクリーン近くまで来るのは時間がかかりそう。

18:40

だんだんと報道陣のインタビューに答える出演者の姿が見えてきました。

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レイチェル・ワイズと衣装デザイナーのサンディ・パウエル

自分の立ってる場所がプレスの向かい側だから後ろ姿しか見えない!!
リストバンドをもらわずにむしろBFIのガラス張りのカフェから見ていればよかったかも!! 不覚!!
(関係者とチケットホルダーしか入れなかったかもしれないけど。)

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モニターはよく見えるんですけどね!!

マークもジョー・アルウィンも後ろ姿!! とはいえ、後ろ姿も素敵。眼福。

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19:10

インタビューを終えたキャストが一般のファンにサインをするところまでやって来ました。

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車椅子エリアでサインに応じるオリヴィア・コールマンエマ・ストーンレイチェル・ワイズ

私のいる端っこまではなかなかゲストはきませんでしたが、お顔を拝めただけでも嬉しい。

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近くまでサインしにきた、マークとジョー

私の位置からは、出演者がステージに上がった後の方が見やすかった。

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ヨルゴス・ランティモス監督

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アン女王役のオリヴィア・コールマン

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女王の親友であるマールバラ公爵夫人役のレイチェル・ワイズ

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女中からのし上がるアビゲイル役のエマ・ストーン

気難しいアン女王とは対照的なオリヴィア・コールマンは、いい意味で庶民的な雰囲気で、たくさんのファンに明るくサービスしていました。
しっとりとした雰囲気のレイチェル・ワイズはラセットカラー、劇中で彼女と側近の座を奪い合うエマ・ストーンはシルバーで背中の大きく開いたドレスが目を引きます。

そんな中でも、ひときわ目を引いたのは、出演者ではなく、デザイナーのサンディ・パウエル。最高に洗練されててかっこよかったです。あんな美しい大人になりたいわー!

私の好きなマークはインタビューに答えるとすぐに劇場の中に入ってしまったので、結局後ろ姿ばかり見つめた約1時間でした
いいのです、動いているところさえ肉眼で見られればそれだけで!
だいたい、つい数日前会ったばかりだし。欲張りがすぎるってもんです。

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私が撮った、一番顔が見える写真(苦笑)

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プレスの注目の的!っぽい写真

19:20

レッドカーペット・イベント終了。夢中になっているうちに真っ暗だー。

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19:50

イベント自体は終わっていましたが、カーペットに車が入ってきて出待ちをする人も多かったので、そのまま30分ほど残ってみました。

すると、関係者口ではなく一般出入口からオリヴィア・コールマンが出てきた!

笑顔で手を振る姿が可愛いー!
レイチェル・ワイズも同じ出口から出てきましたが、そのまま車に向かってしまった。

 

 20:00

警備員から解散!のお達しがあり、本当にイベントが終了。

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終わって早々、ネットでプロのフォトグラファーが撮影したレッドカーペットの写真をチェックする私。贔屓のためならかじかむ指もなんのその。

やっと正面からの姿が見られたぞ!!(笑)

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ハンガーフォード橋からの眺め(20:35)

21:24

どこか暖まれる場所を探して彷徨い歩き、 チャリング・クロスのitsuにたどり着いた私。遅い時間に入店したおかげで、閉店間際には寿司が半額になることを知りました。ラッキー。そして割引になった寿司セットと味噌汁を注文。

そして、チャリングクロスから地下鉄で帰宅。

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駅構内で見かけたきになる映画「スローターハウス・ルールズ」のポスター

 

23:20

帰宅後は家のwifiと格闘していたようです。

 

初めて自分から計画的に見に行ったレッドカーペット。
この後も留学中に何度かイベントに挑戦して、だんだん勝手がわかっていきました。

実は昔、仕事で日本のレッドカーペットを取材していたのですが、仕事で立ち会うのと、ファンとして好きな人の様子を見に行くのとは全然違います。私にとっては後者の方が楽しいんですよね。寒い中で待つのは大変だけど、お祭り気分で楽しくて仕方ありませんでした。

本当は写真もビデオもたくさん撮影しているんですが、あんまりクオリティがよくなかったり、前述の通り後ろ姿が多かったりするので、もうちょっと整理して最適な状態にしてから追記出来たらいいなと思っています。

ちなみに、女王陛下のお気に入り2019年の正月に英国で公開されました。
私が本編を見るのはまた2ヶ月後ということになります。

 

女王陛下のお気に入り [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

 

↓マークとオリヴィア。マークはレイチェル・ワイズ演じるサラの夫マールバラ公爵役。オリヴィア演じる女王にとっては陸軍大将です。

 

(2020-11-09 22:09投稿)