【2018年10月26日】ナショナル・ポートレート・ギャラリーで無料解説を聴く
[Friday]
朝食しながらホストマザーと話してて「日本の生活は悪くないでしょ?」と聞かれたんで
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月26日
「でも災害は多いし、私は今のPMが嫌いなんで正直帰りたくない」って言ったら「ウチのも酷いわよ!どこも同じね!」ってなった。
学校でもよくある会話。
この日の授業
前半は小テスト、後半は週末の予定についてクラスメイト全員と1対1で語り合う。
放課後
散歩しにバスでサウスバンクに向かう。
16:40
サウスバンクの本屋Foylesで可愛いダブルデッカーのプリントが入ったトートバッグを見つけた。
欲しい!けど学校用のカバンは布製じゃないのがいいし(雨が降っても傘を差さないためテキストが濡れてしまう心配がある)、見境なく買うとこれからもバッグばっかり買ってしまう気がする(実際買ってた)。
手の届く値段ではあるので検討しよう…。
続いて近くにあるHayward Galleryに行ってみる。こんなところに美術館があったなんで知らなかったなー。
あ!でも7pmまでか。今日はのんびり見る時間はなさそう。昨日(木曜)にくればよかったー!
仕方なく、テムズ川を渡ってチャリング・クロス方面へ散歩することに。
18:15
そして、夜9時までオープンしているナショナル・ポートレート・ギャラリー(NPG)に行くことに。
初めて行った時の記事はこちら↓
以前は館内での写真撮影は禁止されていたのですが、いつの間にか写真撮影OKになっていました。
私が前回ナショナル・ポートレート・ギャラリーをしっかり見て回ったのは”55 Days”を見に行ってチャールズ一世について調べてた2012年で、当時は撮影不可だった。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月27日
今はチャールズの寵愛を受けた画家アンソニー・ヴァン・ダイクの自画像も展示されている。
支援を受けて購入された自画像だったはず。 pic.twitter.com/IjXgLtFYqj
気になる肖像画に注目して部屋を回っていると、第一次〜第二次世界大戦直後に関する群像作品が展示してあるRoom 31で無料のギャラリー・トークが始まろうとしていました。
今までなかなか無料の作品解説を聞く機会がなかったので、難しそうなのは知りつつも、部屋にとどまって参加することにしました。
ひさびさにナショナル・ポートレート・ギャラリーに行って、偶然始まった歴史小説家アラン・マリンソン氏による第一次世界大戦時に活躍した軍人や政治家を描いた連作についての解説を聞いてきました。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月27日
(NPGって、いつのまにか写真撮影OKになってたんですね。) pic.twitter.com/M6PsgJhNYa
解説された絵画は以下の3枚。
(リンクからも描かれている軍人の位置と名前を確認出来ます)
NPG 1913; Naval Officers of World War I - Portrait - National Portrait Gallery
https://www.npg.org.uk/whatson/display/2014/naval-officers-of-world-war-i.php
https://www.npg.org.uk/collections/search/portraitExtended/mw00084/Naval-Officers-of-World-War-I
NPG 1954; General Officers of World War I - Portrait - National Portrait Gallery
NPG 2463; Statesmen of World War I - Portrait - National Portrait Gallery
(これは見てる人が多くて解説のパネルを撮影出来なかった)
https://www.npg.org.uk/collections/search/portraitExtended/mw00301/Statesmen-of-World-War-I
解説を聞くまで知らなかったのですが、NPGでは1960年代まで「君主とその配偶者以外は亡くなってから10年以上経過している肖像以外は購入出来ず、寄付も寄贈を受け付けない」というルールがあったらしい。それはNPGが美術作品としてではなく歴史的資料として展示をしているという性質上だったそうです。その方針自体も知らなかった。
ただ、この紹介された3枚については「WWIに大英帝国を支えた同時代人を描いたものを受け入れて欲しい」と言う要望があり、そのルールを免除されて南アフリカの投資家サー・エイブラハム・ベイリーから寄贈された経緯があります。そのため、それぞれ1920-30年代に作られたものですが、同時代の植民地の領主も含めた軍人が描かれています。
この絵画は4年前に修復して公開されるようになったらしい。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月27日
解説自体は私のリスニング力と知識のなさでほとんどつかみとれてないけど、WW1の海戦(e.g.ユトランド海戦)のことも知らなかったし、こういう機会がなければ立ち止まって調べることもなかったよ。https://t.co/RHlrU9EE78
例えば "Naval Officers..." は右下の当時の司令官ジョン・ジェリコー伯爵とチャールズ・マッデン第一海軍卿をメインにしている一方で、左上にはクリストファー・クラドック卿やホーレス・フッド卿といった、第一次大戦ですでに故人となっている軍人も描かれています。
とは言っても、この作品についてはもっとふさわしい人気のある人物を描くべきたと言う批判もあったそうで、実際のところ、その理由は(例えばチャーチルと口論になり辞職したフィッシャー卿など)本人が辞退したためだそう。
そんな事情もあって、他の絵画にもあるように、歴史を描いた作品と言ってもちょっとありえないシチュエーションを描いているものではあるようです。
有料の特別展はマイケル・ジャクソンのポートレートを集めた"Off the Wall"展を開催中。
マイケル・ジャクソンの曲は好きだけど、有料で見るほどではないかとスルーしてしまった。今思うと行っておいてもよかったかも。
帰りにショップに寄って、女性参政権運動のスローガンが描かれた缶バッチと犬の絵が描かれたクリスマスカードセットを購入。
帰宅後
グレアム・ノートン・ショーを見ながら、マックのテイクアウェイで夕食。
「ファンタスティック・ビースト」の新作のためにエディ・レッドメインやジュード・ロウが出演。
松葉杖姿のエディ・レッドメイン、撮影中に衝撃吸収マットから落ちて足を怪我したらしい。 #TheGNShow
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月26日
The Graham Norton Show S24E05: Jude Law, Eddie Redmayne, Melissa McCarthy, Emma Stone
#JudeLaw is giving us some confusing feelings about the Hogwarts Headmaster right now. 😍 #TheGNShow pic.twitter.com/m54rxVUkaN
— Graham Norton Show (@TheGNShow) 2018年10月26日
ツイッター上では、日曜の放送を楽しみにしている"Inside No. 9"(9から始まる奇妙な物語)の特番関連のクイズ動画も投稿されていて、ますます待ち遠しい!
A live episode of #InsideNo9 is on this Sunday, 10pm! 📺👇https://t.co/PJIIOz6ih3
— BBC Two (@BBCTwo) 2018年10月26日
スティーヴの回答の速さ驚異的。>RT
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月27日
スティーヴはクイズ番組で度々優勝しているクイズマスターでもあるのです!
(2020-11-25 23:04投稿)