ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年11月15日】バーミンガム・フランクフルト・クリスマス・マーケット

[Thursday]

 ノッティンガムを離れてバーミンガムへ向かう日。

宿泊先の鍵は入口にあるロック付きのキーボックスに入れて出発。

2日連続で観劇して、友達と再会したにもかかわらず、出待ちでうまく話せなかったことが悔やまれて実はかなり落ち込んでいた。

12:00

バーミンガムへは初めてコーチ(長距離バス)=ナショナル・エキスプレスを使って移動。ノッティンガム駅横のバス乗り場で待機して、来る前に予約していたチケットのQRコードをスタッフに見せて乗車します。

f:id:notfspurejam:20210112110915j:plain

 

バスの中ではWiFiが使えるし、アプリを入れて登録するとドラマや映画が見られるようになっている。長い移動時間でも退屈しませんね!

f:id:notfspurejam:20210112113212p:plain
f:id:notfspurejam:20210112113216p:plain
アプリの画面。私は好きな人たちが出てる"Psychobitches"と"Camping"を見ました

ところで何故バーミンガムに行くことにしたのかというと、深い理由はありません
今まで行ったことがなかったから見てみたかったというのと、ノッティンガムとロンドンにアクセスしやすい場所がバーミンガムだった、ということに尽きます。

あんまり話題にならないけど、バーミンガムって実はロンドンに続く英国第二の大都市なんですよね。

ノッティンガムからはバスで2時間なので、残りの数日を過ごすのにちょうどいいかなと思ったのです。

ところが私がすっかり忘れていた… 自分が車酔いすることを。

2時間の間、気持ち悪さにクラクラしながら、眠って意識をなくそうと努力しました。
辛かった…。

 

14:00 

バーミンガムに到着。

f:id:notfspurejam:20210112110920j:plain

バスの停留所は列車のバーミンガム駅の南東側にあってちょっと離れています。
ここから次の宿泊先に向かうのですが、車酔いで苦しんだせいか足元がおぼつかなく…

前述の出待ちの件で凹んでいたのもあって、いい大人なのに座り込んでしばらく立てませんでした。考えてみると留学してロンドンに滞在しているところから、さらに別の街に旅するのって、緊張に緊張の上乗せだから、すごい神経を使っていたんでしょうね。

通りすがりの人たちがみんな優しくて、余計に泣けてきました。

 

当時は辛かったですが、今となってはそれもいい思い出です。
ロンドンで話すネタにもなりましたしね。

f:id:notfspurejam:20210112110925j:plain

コケたところから見た景色です

今度の宿泊先は駅の南側、後から知ったのですがバーミンガムの中国人街の中にあったので、そのまま駅は経由せずにバーミンガム・ヒッポドローム方面に向かいました。

建物の前まで来て入り口が分からなかったので、AirBnBのアプリを経由してメッセージを送ったら、真上の窓から家主が顔を出して入り方を直接教えてくれました。

家主はインド系の小さなお子さんがいる3人家族。部屋に招き入れてくれると中を案内してくれたのですが、ノッティンガムのように勝手に入って誰とも会う必要のない寮のような宿泊先とは違って、リビングのソファーに座ってしばらくおしゃべりしましょう♪という雰囲気で、ちょっとむず痒かった…。そういう宿泊先が好きな人もいるんでしょうね、きっと…。

 

17:00

鍵をもらってやっと外出。

商業施設のブルリング&グランド・セントラルを抜けてひとまず駅に向かいます。

f:id:notfspurejam:20210112110935j:plain

駅の入口。目の形みたいなモニターが印象的

駅に入るとレゴで出来た人形が置いてある。

f:id:notfspurejam:20210112110939j:plain

英国のバンド、スレイドの元メンバー、ノディ・ホルダーを42,450個のレゴ・ブロックを使って象ったもので、ナンバー・ワンヒット曲になった「メリー・クリスマス・エヴリバディ」のレコードとともに展示されています。

f:id:notfspurejam:20210112110944j:plain

これはチャリティーの一環で、バーミンガム北西にあるウォルソール出身のノディが、バーミンガム・チルドレン・ホスピタルの慈善活動のために肖像を使うことを許可しているんだそう。

ちなみに「メリー・クリスマス・エヴリバディ」はこんな曲です。


Slade ~ Merry Xmas Everybody ~ Slade in England

f:id:notfspurejam:20210112110954j:plain

バーミンガム駅の天井。宇宙船の中みたいな、近代的なデザイン!

実はバーミンガムはクリスマス・マーケットが有名。その名もバーミンガム・フランクフルト・クリスマス・マーケット」。もうイギリスなんだかドイツなんだか分かりませんが、クリスマス・マーケットの本場とも言えるドイツの雰囲気を持ち込んだ大規模なマーケットです。今回の宿泊先の家族も後で行く予定だと言っていました。

ブルリング&グランド・セントラルからニュー・ストリートを抜けてタウン・ホールまで長い長いマーケットが続いています。

f:id:notfspurejam:20210112112632j:plain

f:id:notfspurejam:20210112111947j:plain
f:id:notfspurejam:20210112111925j:plain

確かに看板もドイツ語で、バーミンガムにいながらフランクフルトにいるような気分。日本で有楽町のオクトーバーフェストに行くような異国情緒を楽しむ感覚でしょうか。
おそらく仕事帰りっぽいグループも乾杯して盛り上がっています。

f:id:notfspurejam:20210112111931j:plain

それぞれのストールで売られているお菓子や民芸品も、ロンドンで見るような既製品ではない感じ。

f:id:notfspurejam:20210112112707j:plain

f:id:notfspurejam:20210112112656j:plain
f:id:notfspurejam:20210112112702j:plain

f:id:notfspurejam:20210112112022j:plain

お菓子がどれも美味しそう!

ロンドンのステイ先にもお土産を買っていきたいけれど、選択肢がいろいろあって悩んでしまう!どうしよう!

あちこち目移りしちゃうけど、とりあえず、この日の夕飯は"ヴルスト"です!

f:id:notfspurejam:20210112111951j:plain
f:id:notfspurejam:20210112112007j:plain
こんな感じで焼いています

大きいから腹持ちがいい。そしてホットチョコレート

f:id:notfspurejam:20210112112012j:plain

マグカップはドイツのマーケット同様、返却出来たと思うのですが、可愛いのでロンドンに持ち帰り、スープを飲むときに使っていました。

ちなみにベルリンのクリスマス・マーケットはこちらをどうぞ。

blog.goo.ne.jp

大通りでは金管楽器を手にした楽隊が演奏しながら練り歩いています。

f:id:notfspurejam:20210112112721j:plain

風船付きの光り物がブーム。
アレクサンドラ・パレスの花火大会でも売ってたなー
f:id:notfspurejam:20210112112731j:plain
f:id:notfspurejam:20210112112726j:plain
f:id:notfspurejam:20210112112736j:plain
f:id:notfspurejam:20210112112747j:plain
ブルリングから見えるツリーと、個性的なモールの外壁

2時間近く歩き回ったけれど、食べ物以外の買い物はまた明日にしよう。 

19:00頃

宿泊先に帰宅。出かける前に話していた通り、家主家族はマーケットに出かけているらしく、誰もいなかった。

家族が帰ってくる前にシャワーを浴びてしまおうと、バスルームで栓を開けるも、お湯が出ず
部屋に入れてもらった時のようにメッセージを送ると、元栓をオンにしないとお湯がでないとのこと。えー、出かける前にそんなこと言ってたっけ…。

家主を待つ間、冷えた体で温もろうとベッドに入ると、なんだがシーツが妙な臭い。すえた臭いというかなんというか… 受け取ったタオルも全部同じ臭いがする。

本当に素敵な家族だけに申し訳ない気分になるけど、この臭いはキツイ。
インド系の家族独特な臭いなのかな? お香とか…いや、ロンドンのステイ先だってインド系の家族だけど、そんな臭いがしたことはない。

赤ちゃんのお世話で臭いが残ってるのかな? 本人たちは慣れてて気づかないのかな…

とにかく、寒さに震えながら、気になってなかなか眠れなかった。

後日、AirBnBで宿泊先の評価をする時に、他の宿泊者の感想を読んでみたら、中国人の女性の宿泊客が 「シーツがカビのような臭いがしてたまらなかった」と書いていて「やっぱそうだよね!?」とすがりつきたい気分だった。

本人たちには直接言えなかったけど、評価のコメントに改善した方がいいですと書いておいた。こういうこともあるんだなー。

 気分を改めて、次回はバーミンガム市内観光。