ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2019年1月1日】ニュー・イヤーズ・デイ・パレード!

[Tuesday]  New Year's Day

年越し花火を見て一夜明けた次の日、元日はニュー・イヤーズ・デイ・パレードを見に行きました。

London's New Year's Day Parade – The World's Greatest Street Spectacular!

パレードの開始は12時から。グリーンパークから出発するので、最終地点のウエストミンスターあたりで見るならそれほど急がなくてもよさそう。

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London New Years Day Parade – 2020 – Tuesday 01st January – Streetfoodmarkets Ltd

ひとまず、ウエストミンスターからルートを遡って、見やすい場所を探すことにしました。

12:30

ホワイトホールに到着。ちょうど議会議員のバスやパレードの先頭が続々と到着してくる頃でした。

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セノタフと市長?のバルーン

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座ってみる観覧席は予約が必要

柵ごしには3列くらい待っている観客がいて、近寄って間近で見るのはちょっと難しそう。外務省前の柵に座って少し遠目からパレードを見物しました。

いろんな国や団体のパフォーマンスが次から次へとみられて正しくお祭り気分。

20分ほどしばらく眺めた後、別の場所でも見てみたくて、トラファルガー広場に向かってルートを遡ってみました。

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ホースガーズ前の人ごみはこんな感じ

どんどん混雑してきてバルーン以外はよく見えない状態に。

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トラファルガー広場方面

13:00

チャールズ1世像前まで到着。トラファルガー広場にも大きなモニターがあってテレビ中継の映像が流れています。

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アドミラルティ・アーチの前まで来ると、少し凹みになっていて、パレードを引きで見られるように。

13:15

トラファルガー広場の向こう側(ナショナル・ギャラリーの方)や、広場の道に沿ってパレードを遡るのは人が多くて無理そうだったので、パレードの進路を一旦離れて、アドミラルティ・アーチをくぐり、ザ・マルに出ることにしました。

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アーチにある「鼻」もいつも通りチェック

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人ごみを避けてザ・マルを歩く

ヨーク公記念碑の階段を登り、今まで何度も訪れたカールトン・ハウスを横目にウォータールー・プレイスに出ます。 

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カールトンハウス・テラス前。ここにはチアリーダーのバルーンが

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ウォータールー・プレイスにはフードトラックが出ていました

13:00

パレードはクリミア戦争記念碑を囲む広場を曲がってポール・モールに進むので、
団体の全体を見るのに丁度いい場所だと気付き、
パフォーマンスもこの場所で立ち止まってやってくれることが多いので、
しばらくここで見物することに決めました。
建物の階段に登ってちょっと高いところから。

 

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カールトンハウスの向こう側に改修工事中のビッグベンが見えます

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まさにロンドンっぽい電話ボックス型バルーン

記念碑の後ろ側に大きなツリー、その後ろにカメラがあって、
生中継用にピカデリー方面からまっすぐ来るパレードを捉えるポイントの一つになってます。 

モーターバイクのパフォーマンスも。

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ラクションを鳴らしながら進むトラックも

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ただ、私のいる位置からウォータールー・プレイス全体を見ると、パレード参加者の背中を見ることになるので、写真が後ろ姿ばっかりになってしまうのが残念…。

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Heroes For Charityが扮するスターウォーズやマーベルのキャラも後ろ姿(涙)

でも参加者の姿はウエストミンスター周辺より見やすいですね。

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中でも圧巻だったのは、チアリーダーのパフォーマンス。
こんな大人数のチアリーダー見たの初めてかも!
(音が出ないトラブルのせいで、演技が始まるまで結構時間がかかりました。)

ロンドンのサンバ・スクールのパフォーマンス。

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アラバマのマーチング・クルー"Cotton Candies"のダンスも可愛かった。

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15:00頃

だんだんと人手が少なくなってきたので、塀から降りて、リージェントストリート・セントジェームスの道沿いに移動。やっとパレードを最前列で見られるようになりました。

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↓Mountain View High School Instrumental Musicの演奏

やっぱり遠くからとは全然見え方が違う!

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パレードの参加者から飴をもらいました!

Shree Muktajeevan Swamibapaパイプ・バンドの演奏。

シーブリーズ・ハイスクール Marching 100。アメリカの団体が多いな。

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最後はもう一度元の場所に戻って全体像を撮影。

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15:25 

パレードはひと段落したので、ザ・マルに降りて、セント・ジェームズ・パークを横切り、ウエストミンスターへ戻ります。

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キング・チャールズ・ストリート

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その脇にあるチャーチル博物館(内閣戦時執務室)。元日からやってるんだ!?

ホワイトホールまで戻るとすでに見物客はほとんどいなくなっていて、花吹雪やらスナック菓子の袋やらゴミ袋が大量に散乱してました。すっかり祭りの後…。
(留学してて思ったけど、ロンドンのイベント後の道路汚すぎ!)

日本の正月にわざわざ混んでいる神社まで行って初詣するのは、混んでるだけで正直疲れるだけですが、ロンドンの新年パレードは混んではいても3時間半ずっと途切れなく華やかな出し物が続くし、疲れも寒さも吹っ飛んでしまいます。

(その分、次の日が大変なのですが…詳しくは次回。)

そして、この日に実際に生で見に行ったおかげで、夏のプライド・パレードを見に行く時の予習が出来ました。

私の撮影した写真は後ろ姿が多かったので、もっと美しい写真はリンクからご覧下さい。 

www.bbc.com

londonist.com

omotgtravel.com

撮影した短い動画はまだあるので、整理したらまたこちらに貼り付けておきますね。

 

 帰宅後

元日はテレビも力入ってます。

元日のBBC Oneは「ドクター・フー」第12シリーズの最終話"Resolution"(邦題は「終わらない夢と新たな旅」)と、刑事ジョン・ルーサー第5シリーズ初回の放送日。

アレと言うのは、ドクターの宿敵の"マスター"のことなのですが、演じる役者が今までよく見ていた人だったのでビックリ。

かろうじて、ルーサーはリアルタイムで視聴しました。

「ルーサー」は英国らしいダーク・ミステリーで日本にいる頃から見てますが、
実際にロンドンに住んでいる時に見ると、つい近所で起こっている殺人事件のように感じられてかなり怖い。

しかも元日のエピソードではバスの2階で一人乗っている女性が襲われるシーンがあって、バスでいろいろ厄介な乗客を見てきた後に見ると、実際起こりそうでマジで怖い。

日本だろ元日に相棒スペシャル見る感覚に近いのかもしれないけど、
元日にルーサーや「SHERLOCK」や「ドラキュラ伯爵」や「ザ・サーペント」を放送するBBCは最強だと思うのでありました。

  

(次回はやっと見に行った、映画「女王陛下のお気に入り」についてです。)