【2019年1月11日】「SHERLOCK」の脱出ゲームに挑戦!
[Friday]
この日は木曜に続き、ロンドンに来ているヤニーナと遊びにいく予定ですが、
お昼はいつも通り語学学校の授業です。
この日の授業
小テストの後、収集家(コレクター)についてのスピーキングとリスニング。
Why do you think people collect things?
Do you collect anything? If so, would you ever sell your collection?
そして話題にちなんで、文法はWhat節の勉強。
What + S + main V + be動詞 ...
ex.) I love waking up late at the weekend.
→What I love is waking up late at the weekend.
「週末に遅く起きるのが大好きです」
→「私が大好きなのは、週末に遅く起きることです」
と、Whatを使って語順を変えることで内容を強調することが出来ます。
そこからひたすらWhat節に置き換えたり作文する練習をしました。
I enjoy ... more than anything else.
→(並べ換え後)What I enjoy more than anything else is ...
→(完成形)What I enjoy more than anything else is going to the theatre.


放課後
学校が終わってから、ドラマ「SHERLOCK」をテーマにした脱出ゲームに挑戦するため、ヤニーナと待ち合わせているシェパーズ・ブッシュに向かいました。
そう、9月に誘われた脱出ゲームの当日がとうとう来てしまったのです!
まだ英語力も全然上がってないのに!!
16:00
シェパーズ・ブッシュで降りるのは初めて。
学校からまっすぐ向かって早くついてしまったため、待ち合わせ場所のショッピング・センター近くのマーケットを見て回りました。


多国籍な印象の強いマーケットで、学校近くのマーケットに雰囲気が似ています。
あくまで地元の人の生活に密着している場所。商店街っぽい。
少し東に行けば高級住宅街のケンジントン、チェルシー、ノッティング・ヒルですが、このあたりはかなり庶民的な街並みです。
近くの公園シェパード・ブッシュ・グリーンを歩くと、周辺にファブリックの専門店 が何件も並んでいることに気づきました!
ウエストエンドでは高くつく生地もこのあたりだと安く手に入るんだとか。
東京でいうと日暮里みたいな感じでしょうか?
脱出ゲームの会場のあるW12ショッピング・センターも、ロンドン郊外に良くあるモールです。
このモールの奥にあるメガネ屋さんが、実は脱出ゲームの入り口になっています。
あまりに馴染んでいるので、脱出ゲームの会場だと知らない通行人が、閉まっている扉を開けようと一生懸命押したりしてたほど。
OMG Sometimes people are trying to get into ‘Doyle’s Opticians’ without appointments! They aren’t ‘agents’ obviously. Actually I wondered if someone reckon it’s real one!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
脱出ゲームの詳しい内容については、趣味用のブログに詳細を書きましたので、
興味のある方は是非ごらんください。
↓↓↓
#thegameisnow 挑戦してきた!煮詰まった時はシャーロックが助けてくれるので、脱出ゲーム未経験者にも親切な設計だった!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
皆が推理してる間にマイクロフトのジャケットを着て「傘兄(の背広)に抱かれる私…」などとウットリしててすみません。
ミッション完了した後は、モリーちゃんのカクテルで乾杯🥂 pic.twitter.com/YxIFZoXLIu
今回誘ってくれたヤニーナと私と、ロンドン在住のスヴィと、スヴィのイングランド人の友達の4人で参加しました。
ただでさえ脱出ゲームを体験したのは初めてだったのに、それが英語となると、私にはあまりにハードルが高すぎて、本当に無力でした。
あらかじめ「私は活躍出来ないので期待しないで」と言ってたけど、みんなにガッカリされただろうなー。
でも予想通り私は全く使い物にならなかったけどね…。シャーロックとジョンとモリーとアンダーソン(俺)という感じだった。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月12日
アンダーソンはフィジカル面で活躍出来るよう心掛けたよ。アンダーソンはみんなが楽しんでるのを見るだけでも幸せだからさ…。日本語だったらシャーロックになれたと思うぜ…。
(アンダーソンというのは「SHERLOCK」の中に出てくる、シャーロックにバカにされている鑑識係のことです。)
最後の部屋は体を動かして扉を開ける場面もあったので、かろうじて活躍できました。
20:30
ゲームが終わった後は、みんなでW12からシェパーズ・ブッシュ・グリーンを挟んで北側にある別のショッピング・センター、Westfield Londonへ。
食事処を探していたので、内部の写真は撮っていなかったのですが、こちらはW12とは比べものにならないほど広大な、一流ブランドからファストファッションまで入居している巨大ショッピング・センター。アウトレット・モールのような広さです。
かつてはシェパーズ・ブッシュといえばW12、だったらしいのですが、
Westfieldが出来てからはすっかり存在感が薄れてしまったらしい。
21:00
結局、フードコートでテーブルを確保して、それぞれ好きな食べ物を買うことにしました。私は鶏肉のラーメン。ナチョスや誰かが持ってきたミントをつまんで、またお互いの自慢の写真を見せ合ったりして過ごしました。
今回の脱出ゲームは4名のメンバーを揃えなければならなかったので、行けなくなったヤニーナの家族の代わりの2人を探さねばならず、半額にしてもいいというヤニーナの提案で、高価なチケット代に難色を示していたスヴィをなんとか説得して来てもらったのですが、帰りの電車の中で、同じ方向で帰るスヴィに「今回は来てくれてありがとうねー、本当にありがとうねー」と何度もお礼しました。
彼女は「楽しかったよー。こちらこそ誘ってくれてありがとうね!」と言ってくれて気持ちが楽に。
私としても、行ってみたかった脱出ゲームにチャレンジするだけでなく、友達との思い出がまた一つ増えて嬉しかったです。
次回は、ケンジントン宮殿に行く、の巻です。
【2019年1月10日】友達と再会!&再び映画「女王陛下のお気に入り」鑑賞
[Thursday]
風邪はまだ全快とは行きませんが、
病院に行って抗生物質をもらって安心したところで、
私にとってはちょっとしたイベントが待っていました。
スイス在住の友人ヤニーナが再びロンドンにやってくるのです!
ヤニーナとの出会いについては過去の記事をどうぞ。
今回の彼女の渡英の目的はドラマ「SHERLOCK」の脱出ゲーム"The Game Is On"に挑戦するためで、私も一緒に参加する予定。
その前に、彼女と一緒に映画館で「女王陛下のお気に入り」を見ることになっていました。
今日また「女王陛下のお気に入り」を見に行く予定。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月10日
今回はマークのお気に入りのSOHOの映画館を予約したのだ!ワクワク。
戦場に向かうマールバラ公をお見送りしてきます🥰(だから咳よ鎮まれ!)
ヤニーナも私と同じマーク・ゲイティスの大ファン。
私はすでに見ていましたが、友達と一緒に見られるなら何度でも見るもんね!
チケットも予約済!
もちろんその前に語学学校での授業があります!
この日の授業
病欠で休んだ昨日の宿題はクラスメイトに画像を送ってもらっていたので回答済み。
授業の範囲も休み時間にクラスメイトに画像を撮らせてもらいました。
この日最初のテーマは
When was the last time you said no to someone?
最後にお誘いを断ったのはいつ?という話題から、
"No"の言い方のバリエーションを学びます。
- 確固たる強いNo
Certainly not.
Definitely not.
Not likely!
No way!
Are you kidding?
You must be joking!
- 100%ではないNo
Not really.
Not exactly.
Not quite.
Not especially.
Possibly not.
- 丁寧なNo
I'm afraid not.
I wish I could.
- Noだと思うけど間違ってるかもしれない時のNo
Not to my knowledge.
Not that I know (of).
これを踏まえた上で、いくつか個人的な質問を作り、クラスメイトに問いかけます。
訊かれた相手は、習ったパターンを参考にしながら必ずNoと回答しなければならず、
質問した側はそれが本当か嘘かを見分けます。
例えば、
Have you ever been to Japan? - I'm afraid not.
→False. I've been to Japan once!
Do you like living in London? - Not quite.
→True. I actually like country life.
といった感じ。
後半はリーディング。
有名人のサインを売買するディーラーの話題から、時間の副詞(time adverbials)の勉強。
ライティングでもよく使う、前後をつなぐ副詞ですね。
To show the first in a series of actions:
initially, at first, to begin with, at the beginning
To show that one action happens after another:
after a while, later on, later, afterwards, subsequently
To show the last in a series of actions:
eventually, finally, in the end
サインをもらったことがあるか、クラスで話しあう場面で、
みんなに出待ち好きのミーハー女子だと思われてしまった…。特に先生に(苦笑)。
放課後
授業の後は、遅い昼ごはんをお馴染みのItsuで食べて、
Accessorizeでこれ以上風邪をひかないように、ニットの帽子と手袋を購入。
(実は手袋はこの後すぐに片方なくしてしまった…ドジすぎる…)
17時に映画館で待ち合わせだったので、それまでSOHO周辺をブラブラ散歩。
シャフツベリー・アベニューのFoppでBD/DVDを物色。
待ち合わせ時間ちょっと前に映画館に着くと、ヤニーナが1階のバーですでに待っていました。
ハグして再会を喜びましたが、飲み物を注文する前にまずトイレに行かせてもらいました。
学校のトイレはあまり綺麗じゃないし、行くタイミングなかったんだよね…。
行くなら映画館のトイレでしょう!
戻ってきてからチャイを注文し、開場時間までその後の生活を話したり、前回会ってから撮った画像を見せ合ったりしながら過ごしました。
実はこの日、ヤニーナが書いた出版されたばかりのホームズ本(正確にはマイクロフト・ホームズ本)を持参していました。
もちろん本人にサインをもらうため(笑)。
ヤニーナはサインだけでなく、私宛のメッセージも書いてくれました。
授業で出待ちでサインをもらうミーハー女子だと思われてからの早速のサインおねだり(笑)。
でも、これは友達のサインですから、全く別物。
ある意味、もっと特別なものです。
バーで話している時、私たちの好きな英国のSFドラマ「ドクター・フー」の話に。
2018年10月からスタッフが一新された新シリーズが放送され、ショーランナーはこれまで数本脚本を担当したクリス・チブナルが引き継ぎ、主役のドクター役が初めて女性(ジョディ・ウィテカー)になるなど話題になっていました。
「ジョディのドクターやコンパニオンは好きだけど、ストーリーがいまいち…」
そんな話をしていると、ヤニーナが入口近くをじっと見ているので、
何があるのかな?と目をやると、そこに「ドクター・フー」の前シリーズに出演していたパール・マッキーが入口横のテーブル席に座っているではないですか!
Happy Birthday, Pearl Mackie - https://t.co/Ldbkdhy58e #DoctorWho pic.twitter.com/pSTNjFnZ7q
— Doctor Who TV (@doctorwhotv) 2018年5月29日
↑これがパール。
私が振り返り(あれって…!)という顔でヤニーナを見ると、彼女は一言
「うん。そうだと思うよ」
お互い多くを語らずに全てを理解しているような一言(笑)。
ヤニーナは「映画館入る時に話しかけてみよう」というので、
「えー!! いいよー、プライベートだろうし、緊張するよー!!」と躊躇していたら
「大したことじゃないよ。劇場に向かいながら挨拶しよう」と、支度をして立ち上がりました。
私も後に続くと、ヤニーナはごく自然にパールに近寄り、
「パール・マッキーさんですよね? ドクター・フーのファンなんです」
パールは、ありがとう!と笑顔。
画面で見る通り、ビッグスマイルが印象的でした。
そして「映画楽しんでいってくださいね」とだけ伝えて映画館に向かったので、
私も「楽しんで!」と付け足し、手を振ると、
パールも「あなたたちも!」と見送ってくれました。
その流れるような自然な挨拶に、
誰に対しても緊張してしまう私は深く感心してしまったのでした。
なので、
Curzon Cinema Sohoに「女王陛下のお気に入り」を観に行って、開場まで映画館のバーで喋ってたら、近くに「ドクター・フー」のビル・ポッツことパール・マッキーがいたよ!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
フォロワーさんと「楽しんでね!」とだけ挨拶だけしてきました。
彼女も「女王陛下の〜」を観に来てたみたい。
と呟いてましたが、実際にはヤニーナがいたからやっと出来た挨拶なのでした。
Curzon SOHOは2階や地下にもバーがあって
映画館というよりシックで落ち着く飲食店のような雰囲気。
入場は特にチケットを見せる必要もなく、
無断で入っていく人とかいないの? 防犯上問題ないのか?と心配になります。
肝心の映画の方は、私は2回目の鑑賞だったので、セリフを復習しつつ、
分かりにくいところは後でヤニーナに確認したりしていました。
「女王陛下のお気に入り」は、女官同士が火花を散らすおっかない映画ではありますが、その容赦ない衝突っぷりが観客の笑いを誘います
映画館が笑いに包まれるのが好き。割と殴り殴られ突き飛ばされな映画だけど、こちらの人は皆かなり爆笑してる。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
レイチェル・ワイズ演じるアン女王の親友のサラが夫であるマールバラ公(マーク)の出征前に「今夜は一緒にいて」と言うと公爵が「男と一緒の方がいい」と返してるシーンがあったのですが、中の人であるマークがゲイで、たまにヤニーナが「すごくマークっぽいセリフだ」と話してました。劇中では「男同士の方が気兼ねがない」って意味だったんでしょうけどね(笑)
マークの最後の登場シーンがホント美しくてさー。それだけのためにまた見たいくらいだ。早くBDください…。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
映画の後は、レスタースクエアのイタリアン・レストランで食事。
ここは昔、ひとり旅でロンドンに来た時に寄ったことがありました。


ヤニーナはモバイル通信が使えないので、店のWifiを確認するのに時間がかかりながら、やっと夕食にありつき、映画の内容をあれこれ振り返りました。
I want to get its Blu-ray ASAP!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月10日
Here is the article which I told Janina today, and Marlborough and Sarah’s grave in the Blemheim Palace. pic.twitter.com/iFoOTxhBcH
次の日(金曜日)もヤニーナと遊ぶ予定だったので、
予定を確認して夕食後には別れました。
金曜はついに!SHERLOCKの脱出ゲームに挑戦です!
帰宅後
帰ったら「9から始まる奇妙な物語」Inside No.9の再放送を見たり。
Inside No.9 is on BBC FOUR now.
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
集中力がないので、よゐこの動画を見たり。
まいったなー。咳が止まらんので、よゐこの◯◯生活でも見るか。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月11日
よゐこのマリオでピーチ救出生活 第1回 https://t.co/k4lXTOhApF
日本ではナショナル・シアターの劇場中継NT Live のラインナップが発表されてました。
2019ラインナップ発表しました。https://t.co/wvgq5upgpd
— ナショナル・シアター・ライブ (@ntlivejapan) 2019年1月10日
HPの各作品の詳細は追って更新アップしますが、取り急ぎ公開劇場と公開日、そして公開作品名をアップ致しました。
第9弾は今後発表になります。https://t.co/T4hTtc73Ff
「アレルヤ!」はこっちで見ちゃったけど、日本に帰ってから見るべきだったなー。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月10日
「英国万歳!」とセットで是非ご覧あれ。https://t.co/6YzfEK0dgr
【2019年1月9日】風邪が治らず、ついに病院へ
[Wednesday]
学校の日、ですが、ずっと引きずっていた風邪がぶり返し、もう我慢の限界。
体調不良が次の日以降の予定に響くのも心配なので、
一度学校をお休みし、病院に行くことにしました。
私の語学学校は、phone in sickしなくても問題はありません。
診察してもらう病院は、午前中に海外保険で契約した会社に連絡し、
リバプールストリート駅近くにある日系の病院に予約を取ってもらいました。
英語で診てもらおうかとも思ったのですが、
初めてなので、今回だけは日本語対応してもらおうと決めました。
(結局、病院に行ったのは1回限りだったけど。)
ジャパングリーンメディカルセンター クリニック紹介 シティクリニック
海外保険加入については過去の記事をご参照ください。
14:00
#Throwback #Video #squirrel #London #UnitedKingdom
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2021年8月19日
14:08, 09/01/2019 pic.twitter.com/4HsofKVuKW
予約は15時だったので、それまでは家で休み、間に合うように外出。
地下鉄で向かいました。
15:00頃
リバプールストリート駅に到着。
病院のあるシティ方面へ向かいます。
北側のショーディッチに向かうと、飲食店や衣料店が多くありますが、
南側はシティらしい、いかにも殺風景な道(笑)。
こんなところに本当に病院があるのか?と不安になりましたが、
日本でも雑居ビルの中にクリニックが入居してたりしますもんね。
看板も何も出ていないため、不安を感じながら、地図を頼りに建物へ入って行くと、
確かにクリニックがありました!よかった!
扉に入ってすぐに受付があり、日本語で対応してくれました。
初診票を書き、本人確認書類と保険証書を提出。
待合室のテレビはNHKのトーク番組が流れていました。
なんだか日本に帰ってきたような気分。
時間もそれほど待たず、数分程度で見てもらえました。
(その後の会計処理→薬受け取りは時間がかかっていたけど。)
全て終わって、クリニックを出たのは15:40頃でした。
1ヶ月間咳が止まらないので昨日ついに日系の病院に行ってきた。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月10日
ネット上での評判が良くないので心配だったけど、先生は人当たりいい感じの人でした。
「ホリデーシーズンだったのに可哀想にねぇ」と言われながら…。
今回は保険会社通して予約してもらって薬代もキャッシュレス。
衝撃なのは、喉の炎症が最近出来たものなので、どうやら一回治りかけてまた新しく風邪をひいた状態らしいということ。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月10日
抗生物質飲んだけど咳はまだ止まらない。体の中で戦ってるのはちょっと感じるけど…。
体調を振り返ってみると、12月初めに一度、
そして年末に改めて風邪になったのかもしれません。
慣れない土地だと、時間が経てば自然に治る、とはなかなか行かないなー。
17:00
帰りはスーパー(Morrisons)でオレンジジュースとエビのおつまみとクロワッサンを買っておとなしく帰宅。
Ended up going to a Japanese private hospital because of coughing. It seems my lungs have no problem. Got antibiotics.
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月9日
家でもらった薬を飲み、The One Showを見ながら出題されたクイズを解く。
Yay! I chose the correct answer! #TheOneShow https://t.co/S0DljpzS44
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月9日
翌日の木曜日は、どこぞの首相が訪英するというニュースもありましたが、
本日(1/10)の安倍首相の訪英に寄せて、ジェレミー・ハント英外相からの日本語での歓迎メッセージをお届けします。滞在中に日英首脳会談が予定され、Brexitや日英貿易関係、G20、 安全保障問題等重要な共通課題について話し合われる予定です。#UKJapan 🇬🇧🇯🇵 @AbeShinzo @kantei @MofaJapan_jp pic.twitter.com/bLm2vYGTs4
— 🇬🇧UK in Japan🇯🇵 (@UKinJapan) 2019年1月10日
私はあの友達と再会する日。楽しみ!
【2019年1月8日】ナショナル・ギャラリーとナショナル・ポートレート・ギャラリー
[Tuesday]
新学期2日目。
通常通り、上級と上中級のクラスに分かれての授業になったので、
やっと新しいテキストの内容を勉強することになりました。
この日はちょっと変わった趣味を持った人の文章を読みつつ、
「夢中になる」時の英語表現を学び、
自分の周りにいる変わった趣味を持つ人の話をクラスメイトと話し合いました。
crazy about
be keen on
be obsessed with
have a passion for
into it etc...
そして話し合った内容を参考に、身近な人の趣味について5つ文章を書き、
先生が添削してくれました。
放課後
久しぶりにナショナル・ギャラリーに行ってみようと、
少し遠いのでよく利用しているバスではなく地下鉄で移動。
ノーザンラインで南側に向かうのは慣れてないので、
慎重に乗り換えを確認していると…
ノーザン線からノーザン線に乗換時に「なんで同じ路線なのに乗り換えないといけないんだ」とホームでぼんやり考えたら通りがかった女性が「大丈夫?助けようか?」と訊いてきた。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日
「いや平気です」って言ったんだけど「いいのよー!どこに行きたいの?」と言うのでチャリング・クロスと言ったら、その人も悩み始めちゃって、結局当初の私のプランで乗換えることに。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日
それにしてもロンドンにいると世の中には積極的に親切な人もいるもんだなと感じることがわりとあります。
ノーザンラインは、すんごいザックリ言うと「H」型の路線なので、
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日
同じ名前の路線でも「H」の右下から左下に行くには、
真ん中の横線(ユーストン)で乗換えないといけないんですよ。
16:00
チャリング・クロス駅に到着。
地上に出たらトラファルガー広場までは5分もかからない。




以前はナショナル・ギャラリーへは正面入口から入場出来たと記憶していたのですが、
この時は西側にある別館"Sainsbury Wing"から入るようになっていました。
詳しい理由はわかりませんが、おそらく荷物検査を行うようになった関係かな。
今回は常設展のみ見るつもりなので、階段を上って本館へ。
内部のマップはこちらからどうぞ↓
Level 2 | Floorplans | National Gallery, London
ジョージ・スタッブスの「ホイッスルジャケット」
英国を旅行するのは、だいたい芝居目的なので、美術館を訪れる時はその芝居に関わる歴史の作品を見に行くようにしているのですが、
今回の留学中に常に注目していたのは「英国万歳!」と「女王陛下のお気に入り」の時代だったので、ジョージ3世もしくはアン女王の時代の作品を探していました。
そしてナショナル・ギャラリーで見つけたのは、ジョージ3世の妃であるシャーロットの肖像。
見に行った当時はRoom 36の天井がドームの部屋に展示されていました。
(東京と大阪で2020年に開催された「ナショナル・ギャラリー展」で展示されていたらしいです。)
解説に書いてあった内容は↓で訳してます。
久々にナショナル・ギャラリーに行って、シャーロット王妃の肖像画を見てきたよ。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月9日
真珠のブレスレットは夫のジョージ3世からの結婚の贈り物で、右手は彼の細密画、左手はモノグラムが付いている。
背景はウィンザー城から見えるイートンカレッジ教会。 pic.twitter.com/bn6pEQgZWO
1789-1790年の作品なので、王妃は45歳くらいでしょうか。
ちょうど1789年がジョージ3世が長期にわたる病気から回復し摂政案が阻止されたあたりなので、ちょっとひと段落していた頃でしょうか。
穏やかな表情を浮かべていて、なんとなく、他の女王や王妃の肖像画よりも親しみを感じます。
近くで見ると、ドレスのレースや襞が非常に繊細に描かれていて、細部まで見応えがある1枚。
こうやってみると「英国万歳!」でシャーロット妃を演じてたデブラさんってちょっと本人に似てる。
16:48
肖像画を見るならナショナル・ポートレート・ギャラリー(NPG)の方がいいかも、と気づき、ギフトショップで父に送る用のターナーのポストカード(£1)と、国際切手(£5.85)を購入した後、隣のNPGに向かいました。
17:00
NPGでもジョージ3世もしくはアン女王関連の作品を探していると、
ありましたありました!


「女王陛下のお気に入り」で、愛憎入り混じった関係が見られるアン女王とサラ・チャーチル。肖像画もちゃんと?並んで展示されています。
その間にはサラの夫であるモールバラ公ジョン・チャーチルの胸像が置かれています。


ジェームズ2世の元、反乱を起こしたモンマス公を鎮圧した様子が描かれた肖像画も、
同じ部屋に飾られています。
でもその後はジェームズ2世を裏切り、オランダ総督のウィレム2世(のちのウィリアム3世)側についてしまうんですよねー。
アン女王はこのウィレム2世の妻、メアリー2世の妹です。
映画の中で鴨レースに興じていた大蔵卿シドニー・ゴドルフィンの肖像画もありました。
そして、小さな装飾品も眺めていると、
その中にジョージ3世のものも見つけました。
そしてナショナル・ポートレート・ギャラリーにあるこの細密画が、そのブレスレットについていたものみたいに見えるけど、どうなんでしょうか。 pic.twitter.com/jcAhuPKZyw
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月9日
これって、さっき見たシャーロット妃のブレスレットについていた小さい肖像じゃないか?!
やっぱり同じものじゃない?!
ただ、説明書きにはそこまでの記述はなく、
画家は不明で、1809年頃かそれ以前に描かれたものとなっていました。
でももし同じものだったとしたら、
直前に見た肖像の中の実物が間近に見られて感動しちゃうな。
もしかしたら王妃が肌身離さずつけていたかもしれないんだもんね。
帰りはいつものようにレスタースクエアを経由して帰宅。




帰宅後
帰宅後は、オンライン上で3か月分のトラベルカード(定期券)を購入。
お値段は£331.80。
テレビではスペインのリゾート、ベニドルムを舞台にしたシットコム"Benidorm"のアニバーサリー特番が放送されていた。
スティーヴが出てるけど、いまいち食指が動かず見たことないんだよなー。


↓↓↓過去のナショナル・ギャラリー&NPG関連の記事はこちら。↓↓↓
【2019年1月7日】新学期突入!&「ブレグジット EU離脱」
[Monday]
長く感じたクリスマス休暇が終わり、語学学校はついに新学期突入。
新年から新しいクラス(Upper-intermediate)になるので、クラスメイトも変わります。
ですが、休暇明けは学校も生徒が少ないと思っていたせいか、クラス分けの掲示を見に行くと、最上級のクラスと合併されていました。
今日から学校の新学期?で新しいクラスに移る予定。だけど受付に訊いたら生徒が少ないせいか最上級のクラスになってる!やってけるか不安だわー。😬
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月7日
案の定、教室には普段多くても8人程度集まるところが、生徒が20人以上ごった返して椅子もスペースも足りない状態に。
結局、この日1日だけは大所帯での授業で、火曜日からは通常どおり上級と上中級のクラスに分けるよう調整してくれることになりました。
新しい先生はステフ。入学したての半月間でお世話になった先生です。
彼女はフレンドリーな先生ではあるのですが、教科書に忠実すぎるのとボードに書く分量が多いのが欠点。
前の先生=サラの時にはカードを使ったゲーム的な授業やクイズもあったりしたので、それに比べると「学校の授業」度が強い。
前述の通り、この日は上級クラスも一緒だったので、新しく用意した教科書の勉強ではなく、配られたプリントで授業が進みました。
この日の内容は(今そのプリントが見当たらないのでリーディングについては後で追記しますが)英語のフレーズ・ことわざを学んで、内容に賛成するか話し合うもの。
① A change is as good as a rest
② She had a change of heart.
③ He's changed his tune.
④ A leopard can't change its spots.
つまり、自分に当てはまるかどうかということです。
すべて「変化」に関するフレーズですね。
これらのフレーズと自分の経験した勉強・仕事・環境・関係等の変化を語り合います。
意味を知らない方は是非調べてみてくださいな!
この授業では上級コースのキョウコさんという日本人の方と知り合いました。
放課後はバスでコヴェント・ガーデンあたりに向かい散歩してから帰宅。
帰宅後はチャンネル4で後に日本でも放送されたベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマ「ブレグジット EU離脱」を見ました。
ベネディクトは後にボリス・ジョンソンの上級顧問となるドミニク・カミングスを演じていて、彼が2016年に行ったEU離脱のキャンペーンの舞台裏を描いています。
今では名前を聞くことも多くなりましたが、当時はドミニク・カミングスはそれほど有名ではありませんでした。
#BenedictCumberbatch stars in a compelling drama about how the Brexit vote was won. Starting Now! #BrexitUncivilWar pic.twitter.com/aCuREK4bJo
— Channel 4 (@Channel4) 2019年1月7日
英で新年にブレグジット・ドラマ放送、カンバーバッチ主演 タイミングで議論も - BBCニュース
【解説】 英首相の上級顧問、ドミニク・カミングス氏とはどんな人物か? - BBCニュース
あのSNSでやたら見かけた「NHSに資金を!」と書かれた赤いラッピングバスも登場。
(実際には離脱後のNHSは予算が削られ、全くのデマカセだったことが分かりますが)
対する残留派の報道責任者クレイグ・オリヴァーはロリー・キニアが演じていて、はじめのうちは残留が強いと思われていたにもかかわらず、カミングスの暗躍で次第に不利な状況に追い込まれていきます。そんな中、残留派のジョー・コックス議員が殺害されたというニュースが報じられ、再び先行きは不透明に。
現実の物語でありながら、劇的に一進一退の攻防が続いていきます。
ああ!脚本が”The coalition”や”The Vote”のJames Grahamなのか!#BrexitUncivilWar
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月7日
ジェイムズ・グレアムは政治劇が得意な劇作家、監督は「ドクター・フー」でも名前をよく見るトビー・ヘインズ。
ボリス・ジョンソンとナイジェル・ファラージが憎たらしくも似ていて笑っちゃいました。
そして、後で見直したら私の好きなマーク・ゲイティスも出演していて…
昨日のベネさんのBrexitドラマ、電話会議のシーンでピーター・マンデルソンが出てきて、もしや…と思って少し見直したら、やっぱり声の出演がマークだった! #coalition
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日
I confirmed Mark appeared as the voice of Mandelson in #BrexitTheUncivilWar ! pic.twitter.com/pszMpb21cl
マークは同じくジェイムズ・グレアム作のドラマ”The Coalition”でピーター・マンデルソン役で出演していたので、今回もマンデルソン役。今後マンデルソン俳優として定着していくのかもしれないです(笑)。
ピーター・マンデルソンは #Brexittheuncivilwar でデヴィッド・キャメロンとマーク演じるピーターが電話会議するシーンは、
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月14日
「キャンペーンが始まってからは彼と全く話さなかったので正確ではない」
と言ってるらしい。
かといって文句を言ったわけでもなくどうでもいいみたいだが。 pic.twitter.com/bJ9q0Wfuf6
↑これはのちに出た新聞記事。
Brexit終わって安心して風呂入ってしまった。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日
ステキな方が出てる番組の再放送があったのに。 pic.twitter.com/de2G3MZjtl
風呂上がりは、マークとジャーナリストのマシュー・スウィートが007シリーズについて語り合う番組"Premium Bond"の再放送を途中から視聴。
この日の夕食はマクドナルドと近所の店の6本入りスパイシーチキン(£1)。
肉が欲しい(貧血気味の)時はフライドチキンだのみになってきました。安いし。
【2019年1月6日】牡蠣の町、ウィスタブルへ
[Sunday]
言語交換友達のヴィクターが、またどこにも出かけていない私のために車を出してくれるというので、お昼に図書館で待ち合わせ。
図書館では、ヴィクターが待ち合わせの時間まで広東語の個人指導をしています。
無事に落ち合った後、この日はヴィクターがよく行くというケント州の港町ウィスタブルへと案内してもらうことになりました。
車の中では日本語の童謡を歌いながら、動物を日本語で勉強。
今考えると、男性と2人で遠出するのは危険な気もしますが、
車内ではきつねやたぬきの話をしていたので、そんな緊張感はありませんでした。
繰り返し会って、信頼出来る相手か見極めるのが大事ですね…。
14:15
ウィスタブルに到着。
街の駐車場に車を停めて、海に向かうと、
港に小さなキッチンバーを兼ねた魚屋さんがありました。
お昼を食べていなかったので、ひとまず何かつまむことに。
中に入ると、氷の上に並べられた魚、その前に注文カウンター、
部屋の脇の通路に食事用のテーブルが並べられています。
イギリスといえばフィッシュ・アンド・チップス。
揚げる魚はタラ(cod)を使っているのをよく見かけます。
ここにもタラとチップスの組み合わせがありましたが、
扱っている魚介類が多いと、エビやイカも出してくれるんですね。
私は、タラだと多すぎるので、ヴィクターが提案してくれたエビ(prawn)とチップスを注文しました。これならおつまみ感覚でいただけます。
(エビを少し食べた後に撮影してます)
プリップリのホックホク!
この量ならF&Cの時のように量の多さにげんなりしなくて大丈夫!
港の調理場で作ってもらっているせいか、他の場所で食べたF&Cより美味しく感じましたが、猫舌なので、食べるのに時間がかかってしまいました。
30分ほど食事をした後は、食後のお腹を落ち着かせるために港を散歩。
ウィスタブルは牡蠣の産地で特に有名。港でも牡蠣が売られています。
が、ヴィクター曰く
「今は季節じゃないし、輸入物で新鮮じゃないだろうから食べなくていいよ」
とのことで、牡蠣が名物なのに食べませんでした。
でも今考えると、牡蠣の旬って冬なのでは…。
エビが美味しかったからいいけどね。
(実はお腹が弱いので牡蠣にあたらないかちょっと怖かった。)


夏ならばもっと爽やかで、オイスター祭りを楽しむ人たちで賑やかなのでしょうが、
この日の冬の海岸は、風も強くなく穏やかで、
集まる人たちがそれぞれの時間を過ごしている様子を眺めると落ち着きました。
いかにも英国の冬の海岸といった、淡く静かな時間。
真冬の海辺を散歩するのも、なかなか良いものです。 pic.twitter.com/xODpOf7kuk
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月8日


一通り歩きまわった後は、店の前で黄色いカッパを着たおじさんと記念撮影。



15:30
ロンドンへ戻る前にウィスタブルの街も歩きました。
ハイストリートはおしゃれなアンティークやブティックの店が並んでいて、
歩いているだけで楽しい気分になります。
程なくハイストリートの三叉路にある建物の前でヴィクターが立ち止まり、
歴史ある建造物であることを教えてくれました。
現在は、デューク・オブ・カンバーランド ホテルが営業しているこの建物、
1747年までは"Noah's Ark"というパブで、その後、カロデンの戦いでスコットランド兵を鎮圧したカンバーランド公ウィリアムにちなんで「デューク・オブ・カンバーランド」と改名され、牡蠣漁師の本部としても使われたそうです。
DUKE OF CUMBERLAND Pubs of Whitstable
素敵な街を歩きながら、
ヴィクターから香港に住んでいた頃の話も聞きました。
カンフーの腕を上達させるために香港に渡った彼は、外国人にもかかわらず流暢な広東語を話すので珍しがられて、俳優として何本か映画に出演したらしい。
ジャッキー・チェンやマギー・チャンにもあったことがあるとか。
すげー!
それでも、俳優として香港に住み続けることは諦めてロンドンに戻ったらしいけれど、
その時に学んだ広東語を使って仕事が出来ることを誇りに思っていると話していました。
寒さと長く悩まされている風邪ですっかり気落ちしていた私でしたが、
外国語を習得した先輩の言葉は、私に少しばかり元気をくれたのでした。
今日も中国人の社会福祉士的な仕事をしている友人とウィスタブルまで昼食に行って
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月7日
「たまに『なんで英語を勉強し始めちゃったんだろ』って思う」って弱音を吐いてたら
「何故って自分の将来のためでしょ。僕だって好きで広東語覚えてなきゃ今の仕事はしてないよ」と真顔で言われて目が覚めた。
19:50
ウーリッジの中華料理屋で夕食。
7日は月曜。語学学校は新学期に突入です。
【2019年1月5日】ブレナム宮殿〜記念碑と静寂の湖と香水と【その2】
ブレナム宮殿、続き。
⬇︎宮殿周辺の地図はこちらから見られます⬇︎
https://www.blenheimpalace.com/assets/files/downloads/uk.pdf
14:50
内部を見終わった後は、まず外のテラスへ向かいます。
このテラスは9代目公爵がフランスの造園家アシル・デュシェーヌの力を借りて1925年から1931年にかけて造られたそうです。
ということは、宮殿が造られた当時は庭はそこまで整備されてなかったってことかー。
プールの水は「ロザムンドの井戸」から取られているそうです。ロザムンドとは、ヘンリー2世の愛人であったロザムンド・クリフォードのこと。
プールの四方はヴィーナス像に囲まれています。
階段を降りて下のローワーテラスに降りると、別のプールがあり、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの工房で作られ、スペイン大使から初代公爵に送られた中心のオベリスクは、ローマのナヴォーナ広場にある「四大河の噴水」を大理石で3分の1に縮小したものだそう。ドナウ川、ナイル川、プラタ川、ガンジス川の神々が装飾されています。
写真では片方ずつしか写っていませんが、左右対称に2つオベリスクがあって、左側のもう1つはやはり9代目公爵の時代に複製されて現在のように設置されたそうです。
左右対称というと、ローワーテラスで特に気になるのは、階段を降りてすぐに目に止まるスフィンクスの像。
このスフィンクスの顔は、9代目公爵の2番目の妻グラディス・ディーコンがモデルになっているとか。





15:10
次は、宮殿からテラスに向かって左側から、サウスローン(南側の芝生) を通って庭を歩くことにしました。
宮殿の地図でいうと、"Formal Gardens"というコースを歩きます。
(戦争中に盗んできたものらしい)
途中、ひときわ目を引く巨大な木を発見!


15:20
ブレナム宮殿は1950年4月に一般公開するようになったそうなのですが、10代目公爵が、もっと来場客が庭を楽しめるようにと、「プライベート・ガーデン」として庭の手入れを始め、10代目の死後は一時荒廃してしまったそうですが、11代目が再整備し、妹の手で2004年に一般公開されたそうです。割と最近ですね。


私が訪れたのは冬なので、画像の見栄えはあまり良くないですが、暖かい季節は素敵な花が咲くんでしょうね。
#Throwback #Video #SecretGarden #BlemheimPalace#UnitedKingdom
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2021年6月26日
15:25, 05/01/2019 pic.twitter.com/kxOAg94ca3
15:30
そして"The Temple of Health"。
これは1789年に4代目公爵がジョージ3世が病気から回復したことを祝って、建築家のジョン・イェンに建築依頼をした神殿。
こんなところでジョージ3世に関わるものと出会えるとは!
庭には3か所神殿があり、もう1箇所 "The Temple of Flora"は見に行く時間がなかったのですが(どこにあるのかわからなかった…)、もう一つの"The Temple of Diana"は近くにありました。
狩猟の女神ダイアナに捧げられたこの神殿は1773年に4代目公爵の主催により、英国の建築家ウィリアム・チェンバーズによって建てられました。"The Temple of Flora"もチェンバーズの設計だそうです。


中央の楕円のメダリオンの中にはダイアナに花を捧げるヒッポリュトス、
両側のメダリオンには、エウリピデスの詩が書かれています。
詩が書いてあるのは4代目公爵の家庭教師だった考古学者ジェイコブ・ブライアントが選んだのではないかとのこと。
"The Temple of Diana"は、"Churchill Memorial Garden"の中にあります。
ブレナム宮殿が生家のチャーチルは、1908年8月11日にこの"The Temple of Diana"の前で妻となるクレメンタインに、雨宿りの最中にプロポーズしたらしい。
ロマンチックだけど、狩猟の女神の前での求婚…
なんだかはじめから狙ってたんじゃないですかね?
この庭には大きなチャーチルの胸像も立っています。
15:40
テラスに戻ってきました。
もう一度、階段の下に降りて宮殿を囲う池「グレートレイク」を眺めました。
下手に小さなボートハウス。
とても静か。聞こえてくるのは、鳥のはばたく音だけ…。
9代目の公爵は静けさを好み、当時はテラスに噴水も作らなかったそうですが、
この場所に立ってみるとその気持ちがよくわかります。
ロンドンやその他の英国の観光地では出会えない静寂。
心の隅々までその静けさが沁み渡っていくような気分です。
しばらくは、ただひたすらこの景色を満足するまで眺めていました。
#Throwback #Video #GreatLake #BlemheimPalace#UnitedKingdom
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2021年6月26日
15:51, 05/01/2019 pic.twitter.com/K8XEzjeBmw
16:00
宮殿の正面、グレート・コートに戻ってきました。
馬小屋の前に看板が出ていたので、中の様子を覗いてみると、
お子様向けに王子様&お姫様になって写真撮影出来るスペースになっていました。




16:10
最後に宮殿の北側にある記念碑 "The Column of Victory" まで歩いてみることにしました。初代公爵の死後、夫人のサラが夫を称えるために英国の建築家ロジャー・モリスとハーバート卿(どのハーバート卿なのか不明…)に依頼し、公爵の死後9年後の1730年に完成しています。
向かって左側は先ほど見たグレート・レイク。右側はクイーン・プール。
テラスのファサードや正門、先ほど見た宮殿裏側のペディメントもヴァンブラの作品
やはり静かな湖面が心を落ち着かせてくれます。
しばらく歩いてから振り返ると、記念碑が高い丘の上に立っていることがわかります。
16:20
柱のてっぺんの像が見えてきました。
像はもちろん初代公爵がモデルですが、ローマの将軍の格好で、足元には鷹、
手には勝利の翼を持っています。


16:25
そして、やっと足元まで到着!
高さ41メートル(134フィート)なので、ここまでくると、逆にてっぺんの像の全体が見えにくくなってしまいました。
柱の四角い土台には4面それぞれに碑文が刻まれていて、1面には初代公爵の戦いの詳細を記した墓碑銘、残りは公爵の子孫に領地を与える議会法の抜粋が刻まれています。
でも、歩き疲れてとても隅々に目を凝らす気力が残っていない…。
ここまで歩いてくるのは大変だった…。時間はそれほど経ってないけど、
坂道だったせいでしょうか。
歩いているうちにだいぶ暗くなってきたので、羊の姿を眺めながら、元来た道を戻ります。
記念碑の周辺は、羊が逃げないように柵で囲われています。
16:45
宮殿に戻りました。すっかり暗くなってイルミーネーションも点灯。
16:50
最後に残された時間でギフトショップを見ていきました。


ギフトショップにはペンハリガンの香水コーナーもありました。
そこで思い出した香水「ブレナム・ブーケ」の存在。
「『ブレナム ブーケ』は、ウィストン・チャーチルの生家でもあるブレナム宮殿の所有者であったマールバラ公ジョン・チャーチルのために1902年に作られた香水。ユニセックスで使う人も多いとか。」ほうー。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠🌈 (@notfspurejam) 2019年1月4日
ペンハリガン|なおも進歩する王室御用達の香り https://t.co/Y6JsR2FdMm
探したら、このコーナーにちゃんと「ブレナム・ブーケ」がありました!


正確にはブレナム宮殿をイメージして1902年に作られた香水なので、9代目公爵あたりが依頼したのかもしれないですね。テラスの件といい、9代目は宮殿のイメージ作りに奮闘してたんですねー。
チャーチルもこの香水を愛用していたそうです。
試してみると、確かに男性向けっぽい爽やかなシトラスの香り。
男性のコロンのようなキツいものではなく、スッキリとした匂いです。
ペンハリガンのお店はロンドンにもありますが、せっかくブレナム宮殿に来た記念に、
このギフトショップで購入することにしました!
お値段は£75。いつも安い香水ばっかり買ってるからかなり悩みましたが(笑)、
これほど自分へのお土産にふさわしいものはありませんからね!!


当時発売されたばかりの「ヒドゥン・ロンドン」シリーズ(右)も気になった
17:30
香水と絵葉書を買って、やっと宮殿を出ました。
めちゃくちゃ時間掛かってしまった…。



夜のウッドストック
来た時に入ったメインエントランスに向かいましたが、門が閉まっていて…
帰りに行きでくぐった門に向かったらもう閉まってて、偶然居合わせた売店の女の子に別の門から別のバス停に案内してもらった。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2019年1月5日
売店の女の子と一緒に宮殿の正面入口まで戻って、街のあるウッドストック側の門に連れて行ってもらい、係の男性が来て、門を開けてくれました。
そこからウッドストックの街の中のバス停に案内してもらったのですが、私は助けてもらったのが嬉しくて、(珍しく)英語の勉強をしにロンドンで滞在してて…とか自分の話をペラペラ話してたのですが、バスに乗った後はそっけなく彼女が降りて行ってしまったので、親切心に喜んで盛り上がったちょっと恥ずかしかったです。
だいたい暗くなったんだから早く帰れよお前!って話ですよね。



売店の子のおかげで無事オックスフォードまでたどり着き、
ロンドン行きの列車に乗ります。


18:55
オックスフォード駅を出発。
19:55
パディントン駅到着。
帰りは暗いから車窓の景色も楽しめずつまらん!
帰りにパディントンの駅にあるパディントンベアのグッズ売り場をちょっと覗きました。
遅かったし、疲れてたのでゆっくり見られなかったけれど、ちょっと癒された。
そんなわけで、たっぷりブレナム宮殿を堪能した一日でした。
宮殿の中を見学する経験は何度かありましたが、ただ見学するだけじゃなくてテーマに沿った装飾がされた宮殿を巡るのは初めてだったので本当に楽しかったです。
しかもシンデレラのような童話がテーマだと、名所に来ているというより、絵本の中に入り込むような気分で、忘れられない体験になりました。
そして、テラスから望む湖の静けさ。
あの心が澄んでいくような感覚も、時間が経った今でも鮮明に思い出せます。
思い出深い訪問場所の一つになりました。
ブレナム宮殿に行ってきたよ!
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2019年1月5日
アン女王がジョン・チャーチルとサラ・ジェニングスに贈った宮殿!
そして「スペクター」のロケ地でもある。
明日までシンデレラをテーマにしたクリスマス装飾をしてて、物凄い楽しかった!帰る時間がすっかり延びてしまったわ。 pic.twitter.com/2M7FLhib88
次回は、港町ウィスタブルを歩きます。