ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年9月24日】語学学校、第2週

[Monday]

楽しいイベントは過ぎて月曜日。語学学校へ登校。

 土日を挟んだら気持ちも少しだけ落ち着いて、クラスメイトと雑談するのも楽しくなってくる。

お昼のクラスには、私ともう一人20代のワーホリで来た女の子と、このお母さんと、日本人が3人いました。でも、このお母さんは月水金の週三回で毎日くるわけではなく、他にも隔日で授業に来ている子が結構いるので、曜日によってクラスの人数は変わります。

映画に詳しい子があまりいなかったので、授業で映画について触れた子には「映画の話なら出来るぞ!」と積極的に話しに行けました(苦笑)。

夕方の授業はワークショップというクラスで、大抵私ともう一人、偶然同じ街でハウスシェアしていることが判明した日本人のクラスメイトの2人で受けてました。そこに、日によって1人2人新しい生徒がお試しで受講する程度。

なので、先生もあまりやる気がないのか、代理の先生が来ることが多かった。そして代理の先生の方が単発の授業だからやる気があって話が弾んだりする(笑)。

例えば昼の授業でも、「自分の国、またクラスメイトの国の人たちにどんなイメージがあるか、ぴったりの形容詞を見つける」というテーマがあったのですが、日本の場合は大抵「politeでdiligenceでpunctual」

当時、電車が数分遅れたり数十秒早く発車しただけで運行会社が謝罪すると言うニュースが記憶に新しかったので、どんなに日本人が(表向きだけ)punctualなのかを説明するのによく使いました。

留学予定の人は、日本(人)が(実は)どんな国なのか説明出来るように予習しておくと入学後にみんなに話しやすいと思いますよ。

www.bbc.com

 

17:46

学校帰りにショッピング・モールへ。日本からはスニーカーだけ履いていったので、ブーツが欲しかった。とりあえず日常使いで履きつぶしても良さそうなものを物色。

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£17.49はかなり安いなー。でもこの日は購入せず。

 

16:21

続いて、文房具や本を売っているWH Smithへ。

実は日本からシャーペンを持ってきていたのですが、肝心のシャーペンの芯を持ってくるのを忘れてしまい、なくなる前に買っておきたかったのです。

しかし、前述の週3通いの日本人のお母さんいわく海外には「シャーペンの芯を替える」という概念がないらしく、「シャーペンは使い切って捨てる」のが当たり前だと思っていることを聞いて愕然としました。勿体なさすぎる!!

クラスメイトのほとんどは大抵安いボールペンでノートを取っていて、シャーペンを使っている子は皆無。ただ、偶然一人使っている子がいて、その子に聞いてみたら「誰かの忘れ物で取りにこなかったから使っている」だけで自分の持ち物ではなかった…。

そんな状況なので、ロンドンでシャーペンの芯だけを探すのは至難の技。あってもシャーペンとセットになっていてしかも高い。

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ドイツのメーカー、ステッドラーのシャーペン! £5.99!

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日本製!ぺんてるのシャーペン。値段がついていないが多分同じくらいだろう…

ステッドラーの下に写っているような、10本セットで売っているシャーペンはよくあるのですが、前述の通り、芯を入れ替えるように出来ていないので使い捨てなのです。勿体ない…。

結局、芯だけ売ってる場所を探すことにしてこの日は諦め、ノートだけ買って帰りました。3冊買うと£1割引と書かれていたので、色違いを3冊購入。

ところが、家に帰ってレシートをみたら、£1割引されていない!

前の記事にも書いたように、留学したての頃は、前半でどれだけお金を節約するかに神経を使っていたので、£1の損失でも大問題!と思っていました。今思えばピリピリしすぎていましたが、これも英会話の勉強ということで、後日また同じ店にいくのでした。

 

帰ったら例によってMeal Dealの夕飯を食べてテレビタイム。 

 「マードック・ミステリー 〜刑事マードックの捜査ファイル〜」は19世紀を舞台にしたカナダの刑事ドラマで、日本にいる時にみていた好きなドラマ・シリーズの一つ。

ドラマ・チャンネルはミステリーのシリーズものをよく放送しています。

drama.uktv.co.uk

 

 

そして無料の夕刊イブニング・スタンダードを読み返す。日曜に見に行ったリーグ・オブ・ジェントルマンO2公演について記事が載っていました。

ロイストン・ヴェイジーのトリオがパンダが不快なものだと証明する』

「pandaはputと言う意味」 とつぶやいていた理由はちょっとわからない。調べて何か見つけたはずだけど、なんだったんだろうな?

 

記事の内容はこんな感じ。見た人間にはどういう意味か分かるけど、知らない人にはわけがわからん記事だと思う。一つ一つ説明したいけど、興味のある人は訊きに来てください(笑)。

リース・シアースミス、スティーヴ・ペンバートン、マーク・ゲイティスの12年ぶりのツアーを楽しむには、繊細な感性を一切捨ててしまうのが一番だ。

実際それが唯一の楽しみ方なのだ。この再結成は無礼で、政治的にふさわしくなく、そして大いに笑えるものだ。

ショーはタキシード姿のトリオが20年前に彼らの名を世に知らしめたルーティンの再演から穏やかに始まる。 

ハイライトは、ペンバートンが怪しげな家長ポップ、ゲイティスが皮肉屋の幽霊ツアーガイド、ミックを演じ、シアースミスが敵意剥き出しの俳優オーリー・プリムソルズを再現する。

幕間の後、グラン・ギニョール(見世物小屋)はさらに大それて、グロテスクの陳列はさらにグロテスクに、ショーは不道徳になっていく。

不運な獣医チネリー(ゲイティス)はパンダを解体し、リップ氏(ペンバートン)はドイツ語の発音に性的な当てこすりを発掘、悲喜劇的なロッカー、レス・マックイーン(再びゲイティス)は、つかの間の名声を思い出す。「僕は緊急のウォンビーズだった」

リーグ・オブ・ジェントルマンのクリエイターは新シリーズでトランスジェンダーのキャラクターを擁護しているが、精巧なセットと印象的で迅速な衣装替えを伴う大掛かりなスケッチで、この作品はノスタルジアの習作以上のものになっている。

ある時は、店主のタブス(ペンバートン)がパパ・ラザルー(シアースミス)の「ワイフ・マイン(妻の鉱山)」に幽閉されてしまい、エドワード(同じくシアースミス)が彼女を救出するまでの間、『ロイストン・ベイシー:ミュージカル』の路上テストのようなオペラチックなシーンが繰り広げられる。

見事なゴシックから気のぬけたスカトロジーになっても、演技は均等に優れている。

最大の歓声は、ミッキー(ゲイティス)を寝かしつけ、ロス(シアースミス)をやっつける前に、賛同の声援を受けてバージンロードを駆け下りた失業訓練所の独裁者ポーリーン(ペンバートン)のためのものだった。

「ペンにはインクがたくさん残っている」とポーリーンは叫んだ。そして、この才能あるグループにもたくさんの寿命が残っている。 

Brush with Fame=有名である

Womble=児童小説のキャラクター。ここではその着ぐるみを意味する

 

Web版の記事はこちら。

www.standard.co.uk

 

(2020-08-09 07:51投稿)