【2019年7月5日】コッツウォルズとオックスフォードを回る一日バスツアー①
先日「ダウントン・アビー」の映画版を見て思い出したので、忘れないうちにロケ地であるバンプトンを含む一日バスツアーに参加した日のことを振り返ります。
私が参加したツアーは「ロンドン発:オックスフォード&コッツウォルズ 1日ツアー」
行き先は、
バンプトン → バーフォード → バイブリー → オックスフォードの順。
出発日の前日に急に思いつき、日本の代理店サイトから"Get Your Guide"で予約しました。
ツアーの行き先の組み合わせはいくつかありますが、私はバースやストラトフォード・アポン・エイヴォン、ブレナム宮殿など、すでに訪れたことのある場所が多いので、コッツウォルズに寄れるツアーの中で残っているものからこれを選びました。料金は72ポンド(当時)。
実は日帰りバスツアーは初めての体験で、結論から言うと「バスツアーは疲れるし、時間の余裕がない」というのが本音ですが、いい経験ではあったので、同じようなツアーの参加を検討されてる方の参考にしてもらえたら嬉しいです。
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《9:15》ヴィクトリア
集合場所はヴィクトリア駅近くにあるGreen Line Coach Station。
担当者に名前を言うと、もう定員オーバーだから次のバスに乗ってくれ!と言われましたが、もう一台マイクロバスが止まっていたのでそちらに乗り込みました。
予定時間に遅れる参加者もいたりして、予定を少しだけ押してしまいましたが、店員は十人強ほどで、トトロのような大きい体の運転手のおじさんが、席から身を乗り出し、杖を使って器用に横開きのドアを閉めて出発。(私はドアの近くだったので、おじさんの代わりにドアの開閉係になることも。)
モーターウェイに乗るまでの間、その運転手のおじさんがマイクでロンドンの街中も観光案内してくれました。(例えば、Chiswickはもともとチーズを作る地域で、チーズ+村って意味なんだよ、とか。)
《11:15》バンプトン
ここでの自由時間はおよそ1時間弱。短い!
何しろ前日に行くことを決めたツアーだったので、ロケ地としての下調べを全然していなかったのです。とはいえ、悩んでいる時間もなかったのでひたすらウロウロしてみました。
まずすぐに目に入ってくるのが聖メアリー教会。
ここはクロウリー家のお嬢様たちやカーソンさん&ヒューズさんの結婚式等に使われていますね。中には入らなかった(入れなかった?)のが残念。
教会の入り口のすぐそばには、マシューの母イザベラが住んでいるクローリー・ハウス。少し離れて見ても雰囲気のいい素敵なお家ですね。
さらにすぐ隣、南側にはクラークソン医師のいるコテージ病院があります。
実際には、ここは図書館で、観光案内コーナーやお土産屋さんも兼ねています。
中には撮影風景の小パネルも展示されています。
教会のすぐ東側にはパブ"Grantham Arms"の場所も。トムが寄ったり、カーソンさんがデイジーたちの諍いを防ぐためアルフレッドをインフルエンザと言うことにして送り込んだところです。
バンプトンの主な見所はこんなところのようです。残念ながら留学中はハイクレア城にはいけなかったので(予約が埋まってしまってた)せめて街のロケ地だけでも垣間見れてよかったです。
《13:00》バーフォード
コッツウォルズ地方の中では東側に当たる、大通りに小洒落た店が立ち並ぶバーフォード。
ここでの自由時間も1時間ほど。のんびり店に入って食事するわけにもいかないので、昼食はCOOPでラップサンドとジュースを買って後でバスで食べることにし、ひたすら街歩きに専念。
おなじみ、はちみつ色の石で建てられた家並み。このコッツウォルズ・ストーンというのはこの地方でしか採れない天然石だとか。
ただバーフォードはよくイメージされるコッツウォルズの村よりも都会的でイングランドによくある街の雰囲気。自然の中の村を期待するとちょっとがっかりしちゃうかも。
パブや日用品の店もありますが、特に骨董品や雑貨、装飾物を扱うお店も多くて、見てるだけで楽しめます。
バスの中でバーフォードのことを調べていたら、老舗のベーカリー、Huffkins Burfordが有名というので寄ってみました。
時間がなかったのでクリームティーを頂くことは出来ませんでしたが、持ち帰りできる可愛いタルトを買ってロンドンに帰宅後に食べました。ちょー甘かった!
最後にバーフォード教会にも寄って行きました。
続く…
(2020/1/16 16:00投稿)