ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【9月13日】海へ/逆バンジーに挑戦/思いがけぬ出会い【ブライトン旅行】

ブライトン2日目。ブライトンに行きたいと思いながら、遊園地があるブライトン・パレス・ピア(桟橋)以外は特に目的地もなかった私は、ひとまず駅前の大通り、クイーンズ・ロードから海に向かうことにしました。

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宿泊先から駅までの道で見える景色。坂を登ってるだけあっていい眺めです。

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 ヴィクトリア女王の戴冠50周年を記念した時計塔に向かって右側がウェスタン・ロード、左側がノース・ストリート。ウェスタン・ロードにはチャーチル・スクエア・ショッピング・センターやマークス&スペンサー、プライマークがあります。ロンドンと変わらないショッピングエリア。

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ウェスタン・ロードから南に向かうプレストン・ストリートを抜けると海に出て、骨組みのみになっている桟橋、ウエスト・ピアが見えてきます。

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そういえば、宿泊先の部屋の中にもウエスト・ピアの絵が飾られていました。英国遺産に登録されているそうで、昔に火事でもあったのかな?と思って調べたら、修繕費がかさんで所有者が破産申告し1975年に閉鎖された後、やはり2003年に火事があったらしいです。

もう一つランドマークとして目立つのがBritish Airways i360。

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2016年にオープンした162メートルの上下する展望台。ロンドンにある観覧車ロンドン・アイと同じクリエイターが手がけています。ブリティッシュ・エアウェイズが提供しているので「乗車」のような言い方はせず「フライト」と読んでいたり、スタッフもCAさんと同じ服装。

実は初日にブライトン・センターの前で見てなんなのか気になっていたので、せっかくだから「フライト」してみました。フライト料は14.85ポンドです。

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ドックの中はやはりロンドン・アイと似ています。悪い意味で似ているところは、円形なので写真が取りにくいところ。

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ガラスに人の影が写りがちで難しい。けど肉眼で見るとブライトンの街並みを遠くまで綺麗に眺めることが出来ます。

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セブン・シスターズ近くの白亜の絶壁も見えるし、さっき見たウェスト・ピアも真下に見えますね。

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降りてくると、乗り込んだ入り口から一段下に下がるようになっていて、出口はお土産やさんになっています。

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BRIGHTONと地名が入ったイラストの絵葉書が可愛かったので、4枚取ってレジに行ったら、「6枚選ぶと5枚割引…じゃなくて、5枚で6枚…じゃなかった、6枚買うと、5枚分の値段で購入出来ますよ!」と若い売店のお兄さんがしどろもどろで説明してくれて絵葉書以上に可愛かったです(笑)。

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実は、ブライトン初日に会ったフォロワーさんから「逆バンジージャンプが怖いから試してみてください」と言われていて、どこにあるのかなーと探していたら、ブライトン・パレス・ピアのすぐ近くの海岸にアトラクションが設置されていました。 

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看板の説明書きを読んでいると、見るからにチャラそうな(笑)インストラクターのお兄さんが「どうも!」と近づいてきたので、「友達に怖いからやってみてって薦められたんだ」と説明すると「マジで?そりゃいいね!トランポリンとバンジーは£10だけど、セットでどう?」と薦めてきました。

ここのアトラクションは3つあって、腰に紐つないでトランポリンで大ジャンプできるバンジートランポリンと、柵の中のクッションで遊べるジャンプピット。そしてロケットのように天高く飛ばされるリバースバンジー。このトランポリンとバンジーがディスカウントされて£10らしい。トランポリンのことは聞いてなかったので、セットでやってみることに。

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(寒いと思ってダサい暖パン履いていったのが恥ずかしい。)

紐をつけずに普通に飛ぶトランポリンと違って、たくさんのゴム紐で支えられているので、ビヨーン!ビヨーン!と大きめに飛ぶことが出来ます。こちらは全然怖くないし、周りを見る余裕もあるので気持ちいい。けど、ずっと続けてると息切れして疲れてきます。(私だけ?)

そして、それが終わると今度は目当ての逆バンジー。体重を量った上で支える紐の数を調整して、肩・背中・股にかけてプロテクター?でガッシリと固定されます。

「これは何度も跳ねるんじゃくてロケット発車だ。一回で一気に飛び上がる。覚悟はいい? 3、2、1って数えるから、0で『ファイヤー!』って言ってね!」

そしてカウントダウンの後、おっかなびっくり「ファイヤー…?」と言った直後、一気に上空まで吹き飛ばされて頭を下にして落とされました。やっぱり怖かった! 2回くらい反動で跳ね上がるともう落ち着いてくるのですが、頭から落ちていくのが強烈でしたね。でも面白かった!

飛んでいる最中の画像や動画はもう一人のインストラクターのお兄さんにお願いしていました。さすがに撮り慣れていて頼んでもいないのにスローモーションを駆使して撮影してくれました。

(二人とも「僕たち友達だよね!もっとハグして!もっと!」ってぎゅっとしてきたり、撮った写真見せてくれる時も「見てごらん!」って後ろハグするみたいに両腕回してきて、妙になれなれしかったんですが、それが女性が喜ぶためのサービスなのか、彼らがただベタベタしたいだけなのかは謎です。)

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逆バンジーが終わって、そばにあるブライトン・パレス・ピアを歩いていると、後ろから年配の男性が「君、さっきバンジーやってたでしょ?」「よくやるねー。僕は絶対やらないな!」と声をかけて来ました。日本から来たことを知ると「ハジメマシテ」と流暢に言うので「日本語お上手ですね?」と訊いたら、実は昔日本人の彼女がいてその頃たくさん覚えたとか。なるほどね(笑)。そして立ち話で昔池袋のホテルで宿泊しようとしたら迷子になった話などを聞いていると「ごめん、心臓が悪くて息切れしてくるんだ…。よかったら日向のベンチで座っておしゃべりしないかい?」とピアの上のカフェでドリンクをご馳走になりながらベンチで話しすることに。

彼の名前はフィルと言って、年齢的にはかなり年上に見えますが、溌剌とした人で、心臓の手術を何度かしていることや、ブライトン周辺には何十年も住んでいること、天気がいい日は体のためにスイミングや日光浴を欠かさないこと、(私がコメディを見に来たと言うと)英語のジョークなどを教えてくれました。

英国に久しぶりに来て間もないので、私の方はあまりうまく喋れなかったのですが、それでもフィルは楽しそうに会話を楽しんでいる様子で「もし明日、明後日にプランがなければビーチを案内するからサイクリングでもしよう!」とメールを送ってくれました。

英国で地元の人に気さくに話しかけられたのは初めてのことだったので、ちょっとびっくり。でも、逆バンジーをしていなかったら、彼が私に注目することもなかったわけで、不思議な出会いもあるものです。フィルはとても紳士的な態度で、心臓のこともあるから突然襲ってきたりすることはないだろうと踏んだ私は(笑)、ブライトン観光に彼の力を大いに借りることにするのでした…

続く。