来てみて分かった、留学する前に準備しておきたいこと【授業編】
ビザの取得が精一杯でろくに直前の勉強をしてなかった私が、学校に通い始めて授業を受ける上で「これをやっておいたらよかったなー」と思ったことをまとめました。
学校によってもやり方が違うと思うので、必要ないこともあるかもしれないし、「そんなこともやってなかったのか?」と言われてしまう内容もあるかもしれませんが、これから留学をしようとする人の参考のためにも書いておきます。他にも気づいたら付け足していきますね。
■品詞の英語を覚えて発音出来るようにする
当然ながら先生は英語だけを話すので、説明も英語。日本で授業を受けた時に覚えた「現在完了進行形(Present perfect continuous)」だとか「仮定法(Conditional)」などという言葉も英語でわかっておかなければなりません。
日本にいる時に英語の文法ワークブックをやっていた私は、nounだとかPresent perfectといった簡単な品詞や用法の名前はわかっていたつもりでした。が!分かっているだけでは十分ではなく、授業で習ったらクラスメイトに説明する、といった場面も出てくるのです。
私が最近苦戦したのは、"Auxiliary verb"(助動詞)!未だにうまく言えない!うまく言えないから、例えばクラスメイトと問題の相談をしている時に「この文章にはAuxiliary verbが入ると思うんだ」と言いたくても発音出来なきゃ伝わらない!…という場面が私には実際にありました(苦笑)。
■類語や単語の説明を英語で言えるようにする
生徒から「このテキストに書かれてる単語の意味がわかりません!」と質問が上がった時に、先生から「じゃあ、みんなでこの単語の意味を説明してあげて!」と訊かれる場面が多いです。そんな時に誰よりも素早く言えるとかっこいいですよね。
例えば'punctual'は?と訊かれたら'on time'と素早く答えたい。
それに、他にも「'already'ってどんな意味か説明して!」と言われたら、あまりに当たり前すぎて「alreadyはalreadyじゃん…」と思ってしまいますが、そこで知っている単語の中から選んで'before now'と説明出来ると自分もクラスメイトも先生もかなり楽。分かっているつもりの英語に対しても英英辞典で書かれているような解説が瞬間的に出来る訓練をしておくとよかったかも。
■自分の国の特色を知っておく
学校には様々な国の人たちがいるので、「私の国は〜で、」と説明する場面が当然たくさんあります。実際に、はじめの授業で「あなたの国の人たちの性格を形容詞で教えて」っていう内容があって、日本はpoliteとかpatientとかpunctualとか挙げたりしていたのですが、じゃあその根拠は?という説明まで出来るとより話が膨らみますよね。例えば「日本の電車は5分遅れただけで謝罪するから英国でも話題になったんだ」って言うと確かにpunctualだね!うちの国はそこまでしないけど、〜は似てるかも…、と話が膨らんでいく。
突っ込んだ話題になってくると「あなたの国の裁判制度は英国と違いますか?」なんて話も出てきます。難しい話題になるとあらかじめ答えを準備することは難しいですが、普段から伝統や文化、習慣や気質といった「日本にあって他の国にはないもの」を意識して考えておくとこういう時にパッと浮かびやすいかもしれないですね。
■何故英語を学びたいのか答えられるようにする
学校では自分の国はもちろん、自分のことを説明する場面も多いです。趣味や家族の話題はもちろんですが、一番はじめに訊かれるのは
「いつから英国にいるのか」「いつまでいるのか」「なんのために英語を勉強するのか」なのです。
これはもう先生やクラスメイトに何度も話す機会があるので、これだけでもスムースに言えるようにしておきたい。というのも、私は「なんで英語の勉強をするの?」と訊かれて、趣味の延長線上で英語をゆるく勉強してきた私は「え、だって英語を理解したいから…」と意外と当たり前の質問にどうやって答えるべきか戸惑ってしまったのです。
学校には私のように今後の仕事や進学に生かしたくて海外から英語を学びにきている人間だけではなくて、英国で家族と生活していて英語を上達させたい人や移住目的で仕事を探しに来ている人もとても多いです。人によって理由は様々なので、「国に帰った後に仕事に使いたい」とか「検定を受けて就職に使いたい」とか「英語を話す家族と交流したい」とか詳しく話せるとはじめの自己紹介がスムースにいきますね。