ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年12月6日】見てるだけ〜のTLoGサイン会

[Thursday]

前日に投稿した漫画展のツイートの反応がよかったので、日本での注目度の大きさを実感。

イギリスはフランスほど日本の漫画・アニメの人気が高いイメージがありませんが、まだまだニッチなジャンルをあの大英博物館で取り上げるのはかなり思い切った決断ですよね。特別展が開催されるのは翌年(2019年)なのでまだ見にいくのは先のことですが、待ちきれない思いでした。

 

さて、この日は私の大好きなコメディ・チーム、リーグ・オブ・ジェントルマン(以下TLoG)のライブ・ツアーDVD発売を記念したトークイベントの日。
イベントのチケットはあっという間に完売して確保出来ませんでしたが、この日はメンバーが告知の為に1日インタビュー撮影に挑む予定。

 それに、イベント会場のBFIではサイン会も行われます。

このサイン会はBFIのショップでDVDを買った人が対象と通知されていて、既にDVDを購入していたBFIにも確認したのですが、チケットなどは配布しないものの、他のショップで買ったものは対象にならないと言われました。

今考えてみれば、こんなに律儀に質問しなければよかったと思うのですが、とにかく、サインはもらわないまでも、会場には行ってみようと思ったのでした。

もちろん、その前にいつも通り学校の授業もあります。

この日の授業

怪我についての話題。今までに怪我をした経験をクラスメイトと語る。
その中で、fallを使った句動詞も勉強。以下は授業中で習ったニュアンスの違い。

fall off = はしごや椅子から落ちる
fall down = 建物、木から落ちる
fall over = 人がつまづいて倒れる
fall out = (内側から外へ)落ちる Ex. ベッドから落ちる、髪の毛が抜ける

リスニングで3つの怪我や疾病についての会話を聞いて、テキストに載っているセンテンスがどの会話に使われていたのか選び、会話の中に出てきた新しい単語、言い回しについても勉強する。
例えば、"What on earth has happened to you?"という驚きの表現。
”I feel sick.”は気分が悪いというより吐き気がする、の意味。
またday and night, mind and body, hands and kneesという単語の組み合わせ順。
 (黒白は不自然なので白黒と言うような。)

 

放課後
16:00

サウスバンクへ向かい、ナショナル・シアターのホワイエで自習。

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「戦火の馬」のドローイングが展示されていました

一通り宿題と授業の復習が終わった後はすぐ近くのBFIへ。
施設内の映像室(Mediatheque)でしばらくアーカイブ映像を見ることにしました。

メディアテークのブースはコンセントも備えてあるので充電も出来て便利。
スマホのバッテリーが少なくなった時に、イギリスの好きなテレビ番組を見ながら充電出来ます。ただ、WifiはおそらくBFIの会員になる必要があります。

この日はモバイル通信も使えなくて、せっかくサウスバンクまで出てきたのにほとんどネットが使えませんでした。

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ソフト化されていないドラマや舞台、ドキュメンタリーもある!

せっかくBFIに来ているので、動画サイトでは見られないナイジェル・ニール脚本の古いドラマを探しました。

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選んだのは単発ドラマ"Murrain"。サムネイルだけで怖い

ナイジェル・ニールはSFやホラーの名手で、そのジャンルが好きなら知る人ぞ知る存在かと思いますが、日本はもちろん、英国でも見られない作品があるので、いくつかBFIで誰でも見られるようになっているのはありがたいです。

その他にシャーロック・ホームズに関するドキュメンタリー”How to be Sherlock Holmesも見る。これは以前一度見たことがあるもの。

18:30 

映像室から出て、しばらく2階のソファに座りながら自習しているとサイン会の時間になりました。

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メンバーが図書室前のテーブルに着席し、サインを求めるDVD購入者が列を作り始めます。

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今思えば何をクソ真面目にもう購入してるから参加出来ないと思っていたのか理解出来ません。知らない振りして並んでしまえばよかったし、DVDがないならもう一回ショップで買って並べばよかったのに、私はしなかったのです。

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ショップにはイベント前から目立つところにソフトが置いてあった

ただ、当時の言い訳ですが、極度の緊張しいの私なので、大好きな4人の前に出ていくのがマジで怖い。固まってしまう。想像するとその恐怖で震え上がってしまうのです。作家のジェレミー以外、それぞれ個人個人にあったことはありますが、4人いっぺんになんて。きっと緊張したことでまた自分を責めてしまうでしょう。

とにかく、今は後悔しています。この記事を書くことで私のわだかまりを成仏?させようと思います。私にはまだまだこれからも参加できるイベントがあるんですから。

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せめて下に降りて、近くで様子を見ることにした

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4人ともリラックスして対応していて何よりでした…。
↓ BFIのサイン会前に収録されたインタビュー、Q&A動画。

www.youtube.com

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BFIのトークで披露されたライブ・ツアーのエピソード、リースがニューヨークで舞台「ハングマン」に出演している時にスティーヴが歌を吹き込み、送られてきた歌を気に入ったリースが作曲家に依頼したとか。

サイン会後の映画館内のQ&Aではちょっと無作法な観客もいたようで噂が耳に届きました。この後もイベントがある度に観客の失礼な態度が話題に出るようになって、行儀のいいつもりの自分も、緊張感を持って挑むようになりました。

 

 21:20

寂しい気持ちでウエストミンスター方面へテムズ川沿いを歩きました。

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涙目のせいか画像も滲んで見える…(ぶれてるだけ)

修繕中のビッグベンも嫌いじゃないです。今しか見られない珍しい姿。

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足場と蛍光灯が意外とかっこいい

明日は金曜日。小テストの日です。

 

 (2021-02-19 23:20投稿)