【2018年9月30日】ヴィクトリア朝の家を再現した博物館Dennis Severs' Houseに行ってきた
[Sunday]
祭りの後の日曜日。
とてもロンドンっぽい曇り空🌥
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
日本の台風が心配。 pic.twitter.com/JUroPtmEWF
留学の大きなきっかけとなったリーグ・オブ・ジェントルマンのライヴ・ツアーも、初めて体験する地下鉄のストライキ期間も終わり、抜け殻のような週末。
TLoG SPのgif見てると、お祭り(ツアー)が終わったことを実感して切なくなってくる😔 pic.twitter.com/6nX4dbnKlh
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月1日
土日に朝食を取っていると、平日にすれ違いになっていて、大事な要件だけ連絡を取り合うホストマザーとキッチンで話す機会があります。
毎日は会わないけど、ホストマザーは顔を合わせると親身になって「何も問題ない?」って聞いてくれてとてもいい人なんだ。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
今まで訊かなかったけど、子供たちのお父さんは随分前に亡くなっててて、今は彼氏がいて昨日遊びに来てたんだって。嬉しそうでこっちまで幸せな気分になった。
日本の雪の日の写真を見せたら喜んでくれて、去年はロンドンも雪で休校になったりしてた話を聞いた。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
来るまでは相性が悪い家族だったらどうしようとビビってたけど、今はこんな感じで心地よく過ごせている。もちろんこれからどうなるかは分からないけどね。
今思うと、決して良い滞在先だったとは言い難いですが、当時は全てを前向きに捉えようとしていたし、不安なことも多かったので、気遣いの言葉が胸に沁みました。
一大イベントは終わってしまいましたが、この日はライヴ・ツアーを通じて仲良くなったヤニーナ&ビアンカと最後のお出かけ。ヤニーナはテムズ川でマッドラーキング、ビアンカは午前中に友達とお茶をした後、午後にリバプール・ストリート駅に待ち合わせして、土曜日に開いていなかったヴィクトリア朝の家を再現した博物館に再チャレンジすることになりました
13:18
14時にパブの前のベンチで待ち合わせ。駅から少し歩いて目的地Dennis Severs' Houseに到着。
この日は玄関前に列が出来ていて、今回は一目で開館しているとわかりました。なんの変哲も無い普通の脇道にある家なので、人が並んでなければ気づかずに通りすぎてしまいそうです。
(またしても外観の写真を撮り忘れた…)
今日はDennis Severs' Houseに行ってきた。アメリカ出身の芸術家がヴィクトリア時代に生きた機織り職人の家族が住んでいることをイメージして装飾を施した家。入場料£10で現金支払いのみ。写真NG。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
ホームズ博物館以上に生活感があって、室内は暗く特に匂いが現代とは違う。https://t.co/d3VKckgkOi
この家の持ち主だったアメリカ人のデニス・シヴァーズがこの家に引っ越したのは1970年代末。実際に17世紀から19世紀のロンドンの生活ぶりを再現してここに住んでいたと言うから驚きです。
比較としてツイートで触れたシャーロック・ホームズ博物館は、大通りに面していて明るく、小道具が雑然と置かれながらも人に見られる博物館として室内が整えられていますが、この博物館は家族の暮らしぶりを見せるものなので、室内の匂い、時計や床の音など、よりタイムスリップしたかのような気分にさせられます。(そのため室内でも会話も禁止されています。)
内部の撮影はNGですが、室内を紹介している動画があったので、こちらで雰囲気がわかるかと思います。
Spitalfields and Dennis Severs House London
動画でも室内はかなり暗くて、階段も狭く、足元に注意が必要でした。
階段を登り終えるとビアンカが「ここ見て!」と囁くので目を向けると、階段のはめ板にパイナップルの絵?装飾が施されていました。「おー、言われなければ見逃してたよ…!」目の良い友人に助けられながら、生活感溢れる部屋の家具や食器、衣服や内装に目を凝らしました。特に印象に残っているのはヴィクトリア女王の写真がたくさん飾られている一角。当時の王室への敬意の大きさが感じられました。
博物館を静かに堪能した後は、それぞれ帰る時間が迫っていたので、他にどこかに行く十分な時間はなく、駅に戻り待ち合わせ場所にあったパブで軽食。私はカフェオレとナチョスを注文しました。
2人は旅の終盤だし、私も週末を全力で過ごしたためにクタクタ。
時間までくつろいだ後は、将来の再会を約束し、抱き合って別れました。
元々は一人で過ごすはずだった4日間、一緒に過ごしてくれたフォロワーさんたちと昨日お別れしてきました。
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年10月1日
英語が拙い私にも優しくしてくれた彼女たちとの時間は宝物です。
他にもTLoGのツアーを通して素敵なファンと出会えました。次に会う時にはもっとスムースに話せるようになっていたい…。 https://t.co/UqSnVF2kWT
Parted from @Kaori_Ino and @SleepingFrog_ at a station today. They are big-hearted! The time I spent with them is the precious thing! I also met lovely people through TLoGLA. @Gau88 @devondevai @Cindy_C75 etc... It was nice meeting you all! See you again someday! (or November?)
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
2人と過ごしたのはたった4日間でしたが、彼女たちがいてくれたことで、その後のロンドンでの生活もめげずにいられたし、一人じゃないんだと心強く過ごせました。代えがたい4日間。一生の中でも宝物のように大事な4日間でした。
16:01
一人になった後は、近くにあるお気に入りのスピタルフィールズ・マーケットをぶらぶら。
曜日によって出店しているストールが異なりますが、この日は洋服やバッグ、アクセサリーが多かったです。
その中で、葉っぱを使ったペンダントトップを見つけたので購入。
2つで£10。葉脈の部分だけ残すよう加工されて網状になっています。もう一つは蒼色のものを選んで、葉っぱが好きな友達へのプレゼントにしました。この時はあまり見たことがなく、珍しくて買いましたが、留学中に他のマーケットでも見かけたので、割とよくある商品みたい。しかし、どうやって作ってるのかなー?
16:36
その後、ブリックレーンのマーケットへ。
以前の記事でも触れましたが、前々からロンドンで革ジャンを買いたくて、この日も洋服のストールを見つけては好みの革ジャンが無いかと見て回っていました。
(ロンドンには革ジャンを着こなしている若い女性が多いのです。)
そこで立ち寄ったのがブリックレーンにあるヴィンテージ・マーケット。
地下に降りていくと、古着やアンティーク・アクセサリーの店がぎっしり入居していて、見ているだけでもワクワクする場所です。もちろん革ジャンもたくさん売っているので、良さそうなデザインのものをいくつか試したところ、一着少し大きめだけどしっくりくるものがありました。店員の女性が駆け寄って「外側に折っても大丈夫だよ」と袖を折ってくれたらちょうどいいくらい。
値段は忘れてしまったけど、£50くらいだったか…。支払いは現金なので、手持ちで間に合うよう負からないか訊いたのですが、「私はただの店主の友達で負ける権限無いから」と言われてしまい(笑)、一旦キープしてもらって外のATMで現金を下ろして支払いました。
古着なので当然質感はクシャクシャっとしてますが、やっとマイ革ジャンが入手出来て嬉しかった!留学中、大活躍してくれました。活躍しすぎて最後はボロボロになっちゃったけど…。
帰宅後。
「女王ヴィクトリア 愛に生きる」「ドクター・フー」で知られるジェナ・コールマン主演の新ドラマ"The Cry"(全4回)がBBCで放送に。
Watching #TheCry
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
夫の故郷であるオーストラリアへの旅の途中、 赤ん坊が行方不明になってしまう夫婦が、世間の目にさらされ、夫婦仲も精神状態も崩壊していくと言うドラマなんですが、赤ん坊が行方不明になった訳も含めて、とてもしんどいドラマでした…。
Jenna in a school, is this Coal Hill School? #thecry #doctorwho
— ミウモ 𝕄𝕖𝕨𝕞𝕠 (@notfspurejam) 2018年9月30日
(ジェナ演じる妻が小学校の先生なので「ドクター・フーのクララみたいじゃん!」と思ったり。)
(2020-09-10 01:43投稿)