ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年11月17日】'There is no place like home'? ロンドンに帰る日

[Saturday]

いろいろありましたが、あっという間にロンドンに帰る日に。
「英国万歳!」を見たのも遠い昔のよう。

楽屋口でうまくお話出来なくて凹んだけど、弱気な自分に負けずにいたいな。

ちなみに、旅行中に見かけたこんなニュース。

今(2020年代)ではドラマシリーズも世界同時配信される機会も多くなったからよかったですよね。「ドラキュラ伯爵」もBBCでの放送翌日に日本で見られた。

ちなみに2010年代の私は、VPNをあれこれ駆使して日本で見て、さらにAmazon UKでDVDを買ってました。ただドラマはともかく、舞台は現地に行かなきゃどうにもならないんですよねー。

12:00

シーツの悪臭の件には面と向かって触れずに円満に宿泊先を出て駅に向かいます。
お昼はブルリング・ショッピングセンターのレストラン街で食べることに。
悩んだ末にTasty Plaiceでフィッシュ&チップスを注文。

イギリスといえばF&Cですが、私は大抵全部食べきれず持ち帰るか食べきって気持ち悪くなってしまいます。それでもたまに食べたくなる。

 

12:50

ユーストン行き電車のぷらっとフォームはまだ分からず。

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余った時間でショッピングセンターの2階をぶらぶらしていると、1階のちょうどプラットフォームを確認していた場所のスペース床一面に女性の写真が。

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1階に降りると、無数の女性たちの写真で1枚の肖像が出来上がっていました。

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この大きな女性の肖像は、エヴァリン・ヒルダ・バーキット(Evaline Hilda Burkitt)と言う女性参政権運動家のものでした。

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金曜日に女性参政権100周年の特別展を見ましたが、これもその一環のプロジェクト。大きなエヴァリン・ヒルダ・バーキットの写真は、一般公募で集められたウェスト・ミッドランズの女性の写真で構成されたものだそうです。

thepeoplespicture.com

1907年にバーミンガム参政権運動団体に入ったヒルダは、2年後に「男だけの」予算委員会に出席する首相の列車車両に石を投げようとした罪で投獄され、ハンガーストライキを起こし、初めて強制摂食させられたサフラジェットとなりました。

www.bbc.com

このあたりの話は映画の"Suffragette"(2015、邦題「未来を花束にして」)を見ると、彼女のような女性参政権運動家の様子を知ることが出来ます。


Suffragette Official Trailer #1 (2015) - Carey Mulligan, Meryl Streep Drama HD

ここまで自分の人生を犠牲にして女性の権利の為に戦った人たちがいたことに尊敬し感謝し、彼女たちが勝ち取った権利を大切に行使しなければならないと強く思います。

バーミンガム旅行は期せずして、女性の表現・権利・発信力について改めて考える機会になりました。

13:00

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列車が到着するプラットフォームがわかり、やっと乗車。

 

14:00

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(バスは酔ってしまうので)やっぱり電車が一番だわー。
気分が落ち着いているから車窓の景色もちゃんと楽しめます。


 16:30頃

やっとステイ先に帰宅。

慣れた自分の部屋があるとはいえ、ステイ先も「人の家」だから多少の緊張感はあるところで、さらに他の場所で宿泊してくるのは、思った以上に疲れるものですね。

コケて足に大きな痣を作った以外は致命的な失敗もなく、無事に帰ってこれて一安心。
バーミンガムの宿泊先みたいにシーツも変な臭いしないし、やっぱり家が一番。

週末はお茶でも飲みながら、のんびり大好きなテレビを見るのだー!

 テレビ情報雑誌も買ったし、日曜もテレビ見るぞー!

ぼんやりしてボケかましそうになるのも英語に慣れてきた証拠ということで。 

 

 (2021-01-23 11:15投稿)