ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年10月27日・28日】"Inside No. 9" 「9から始まる奇妙な物語」ハロウィーン特番放送【怖かった】

 [Saturday] 

喉風邪のため、家にいる一日。

 ハーブティーはスーパーで買ったペパーミントティー。一緒に緑茶も買っておいた。

日本だったら滅多に食べないマックだけど、気分も金銭感覚も学生に戻っているせいか重宝します(苦笑)。

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£1.99で好きなハンバーガーセットが頼めるんだからお得すぎる!
近所にお店がないので使わなかったのですが、マックの他にもサブウェイやKFCのバウチャーもよく載っています。

使ったバウチャーは店員によっては回収したりするけど、ほとんどの人は商品だけ渡してくれるから繰り返し使える。
バーコードを読み取りせずに番号入力でも注文出来るので、なんだったら現物を持たずに画像を撮っておいて割引も出来るのだ!
ただ、一定期間超えるとバウチャーのバーコードが更新されるので、気づかないで読み込ませようとして期限切れに気づき、しまったー今日は使えねー!(涙)ってことも。

お家ではナイジェル・ニール作のラジオドラマ"The Road"を聴く。私の好きなマークと、エイドリアン・スカボローが出演。二人は11月に舞台で共演予定で、チケットを買ってあります。

www.bbc.co.uk

18世紀の小さな村に出現すると言う亡霊の正体を暴こうとする科学者と哲学者が、その真実を知るSFドラマ。恐ろしく悲しいオチに震えます。

ナイジェル・ニールはSFホラー映画"Quatermass"シリーズで知られる脚本家。英国を代表するSF作家ですが、ドクター・フーについては嫌っていてオファーも断っていたそうです。

 

日曜はそのドクター・フーと、お待ちかねの"Inside No. 9"特番の放送だ!

 

[Sunday]

寝込んで勉強する気分にもなれなかったので、こんなツイートを頑張っていた。

 

そして、私の推しがお知らせしている通り、日曜日はいつも以上にテレビの日!

BBC Oneではドクター・フー、その後にBBC TWOで待ちに待った"Inside No. 9"特番の放送! "Inside No. 9"は生放送なので、リアルタイムで演じている様子を見ることが出来ます。とても楽しみ!

 

ドクター・フーは「巨大クモ回」。「グッド・ワイフ」のクリス・ノースがゲスト。

www.youtube.com

 

そして、"Inside No. 9"「9から始まる奇妙な物語」。
(以下ネタバレ注意!!)

ハロウィーンスペシャルなので、部屋の中を真っ暗にして、テレビだけつけて見ることにしました。

ところが始まって5分で音声がなくなり、続いて放送事故の画面表示に。

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えええーウソー?!

BBCでこんな画面見たの初めて。なんか、放送事故画面ってその画面自体が本編より怖い…。
ツイッターを覗いても「どうなってるのー?」「このまま放送中止? がっかり!」と動揺のツイートで溢れていました。 

その後、一旦画面が演技の続いているスタジオに戻りますが、またすぐにお詫び画面に。
そして特番は後日再放送することがアナウンスされ、代わりに第一シリーズの第一話の再放送が始まりました。

がっかりだなー。今夜の生放送を楽しみにしてたのにー。

そう思ってたら!!

 

続きは本編をご覧ください↓

www.nicovideo.jp

https://64.media.tumblr.com/4e3c907472d909fb7538088582dbddb4/tumblr_pho9kmnxjQ1r28pkpo7_1280.jpg

↑出演者が生放送中に状況確認のツイートするのも現代っぽい。

全て見終わった後は、興奮でしばらく眠れませんでした。

何より、この特番の中で、木曜に見たクリエイターのリースとスティーヴ出演のトーク番組"The One Show"「幽霊を信じますか?」と訊かれたリースが「いや。幽霊の発想自体は好きだけど、現実じゃないってわかっていますよ」と答えている映像がうまいこと使われていて、めちゃめちゃ怖かったです(笑)。

ある意味、あの告知番組からもう特番は始まってたんだ!って驚き。

www.youtube.com

彼らの、リーグ・オブ・ジェントルマンの仲間であるマークやジェレミーの過去の作品を思い返すと、リースとスティーヴは彼らがやってみたかった試みを生放送と言う挑戦的な場で初めて成功させたんじゃないかなと思えます。基本、みんなプロットツイスト好き。

ラジオドラマの"The Road"もだけど、最後にアッと驚かせる、でもちょっと怖かったり痛みを伴ったりする英国テレビのストーリーテリングが大好き。一度味わうと、日本のドラマじゃ満足いかなくなってきます。

そんなわけで、しばらくは興奮収まらず、このエピソードのことばかり考えていました。雰囲気作って暗い部屋で見てよかったー。 

 

(2020-11-26 22:36)