ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

2020年の終わりに

今年2020年は、世界的に大変な1年となってしまいましたが、
私にとっては、リセットとなった貴重な一年となりました。

職探しを始めようとエンジンをかけ始めた頃に入院・手術した父が退院後に体調を崩し再入院。体調が落ち着いてきた頃に、今度は新型コロナウィルスの世界的流行

2月にダイヤモンド・プリンセス号船内での感染流行になった時点で、
これは日本政府がちゃんと対応できる気がしないし、日本各地での流行も避けられないな、となんとなく予想できました。

そして今年1年は無理に仕事を探さずに、家で過ごすようにしようと決めたのです。
この決断に全く迷いはありませんでした。

そのおかけで、大人になってから感じたことのない心の平安を得ることが出来ましたし、今まで意外となかった父と過ごす時間をたくさん持つことが出来ました。

留学中は日本への連絡もおろそかにしがちで心配をかけ、帰ってから体調を崩した父に対して申し訳なく感じていたので、一緒にいる時間を取り戻すことが出来て嬉しかったです。

よくよく話したら、私が子供の頃は、父が単身赴任している時期も何度かあったらしく、子供の頃を含めても、こんなに一緒に過ごす機会はなかったんじゃないか?とのこと。(私はその単身赴任していたことを全然覚えていませんでしたw)

そして、仕事をしている間は、本当にストレスで気持ちがギスギスしていて、落ち着いた状態の自分を思い出せないくらいだったので、心が落ち着いているとこんなに家族に対しても優しい気持ちでいられるんだ!?とその違いに自分で驚いたくらいです。

個人的には、ちょこちょこ英語の復習をしたり、夏には家の中の大断捨離を敢行したり、写真の整理のため、ほんのちょっとずつこのブログの記事を更新したりしていました。2020年には2020年なりの成果が出せました。

ご存知の通り、私が2019年夏まで滞在していた英国は2度目のロックダウンに入り、日本以上に予断を許さない状態です。

留学中に仲良くしていたクラスメイトはロンドンや自分の地元で元気そうにしていますが、その中にはロンドンに戻って大学で勉強を始める予定が遅れて最近やっと渡英した人もいます。
クラスメイト以外では、月に何度かLINEで電話をするアイルランド人の友人は外出自粛しつつ、ロンドンで仕事を続けながら引越しを模索していて、何年もロンドンで働いているフィンランド人の友達は、クリスマス・カードを受け取った知らせが届かないので連絡をとったら、実は最近フィンランドに戻っていたことが分かったり。

幸い、現在のところは身内にウィルスの感染者がいるわけではありませんが、コロナ禍で影響を受けて生活が変わっていく友人の様子を知って、複雑な気持ちです。

私自身も、今後の不安が全くないわけではありませんが、今年一年で、人生は何が起こるかわからないと改めて実感したので、ある意味、必死で無心に生き抜くしかないなと、次第に腹が据わってきました。

生きることが一年の抱負になるとは!
でもとてもシンプルで、とても明解な目標ではあります。

そして来年は、本格的に毎日の計画を立てて英語の勉強をしたいなと思っています。
今年は目標が低かったからね。

これを読んでくださっている皆さまにも、明るく健康な一年がやってきますように。
心から願っています。

それでは引き続きまた来年、留学(振り返り)日記でお会いしましょう!

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Have a happy new year!