ミウモのロンドン留学体験記

2018年9月からUK渡航。チャレンジに遅すぎるなんてことはない!がモットーの女30代による留学準備&体験記

【2018年12月3日・4日】外へ出よう!言語交換しよう!(勇気を出して)

[Monday] 

この日の授業

人類は他の惑星に住めるのか?というディスカッションから関連する文章のリーディング。その文章の中に使われている、仮定法過去(Second Conditional)の勉強。
仮定法は私が特に勉強したかった文法の一つです。

if + past simple, + would/could/might + infinitive V

Ex.) If I liked science, I'd read more books about space.
  I'd read more books about space if I liked science.
  (but in reality, I don't like science.)

Use: an imaginary situation in the present or future

仮定法過去は、「過去」とついているところがわかりにくいですが、時制は現在か未来で、想像上のありえない状況を説明します。
日本語より英語のZero/First/Second/Third Conditionalの方がわかりやすいかもしれませんね。

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ボードを使って先生に指された生徒が順番に回答していきます

授業ではカードを使って、続く文章を考えるゲームでも遊びました。

カードを何枚か配られて、文章がつながる2枚を選ぶ。
例えば、

the city would be safer.

というカードを貰った後に、そんな前半が書かれているのか想像する。
クラスメイトは、

If people were educated

を見つけてつなげてました。他にもカードがあったのかもしれないけれど…。

 

ところで、学校には様々な目的で勉強しに来ている人がいます。

でも、こういう不純な動機の方が熱量が湧いてきたりするんですよ!

 

放課後
17:00

授業の後は、学校近くの図書館で自習。

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ザ・シャードが見える、図書館へ向かう道。夕方だけど真っ暗

宿題と授業の復習、自習しておきたかった比較級の勉強をして、いずれ受けてみたいケンブリッジ検定のテキストを読んでみたりする。

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ケンブリッジ検定のレベル説明と時間配分

真剣に準備するのはまだ先でいいかなー。

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図書館の周辺地図。ファーリンドンまで歩いたら結構遠かった…

 

帰宅後

スーパーで買い物して帰宅。BBC TWOの有名な大学対抗クイズ番組"University Challenge"を見ながら夕食。すると、突然日本に関する問題が出題されてビックリする。

こんな問題までカバーしないといけないなんて、学生クイズ王たちはすげえ。 

 

一方、普段好きな映画やドラマのスクラップブック的に重宝しているブログサービスtumblrが、アダルトコンテンツを禁止する新ガイドラインを設定し、該当投稿の選別をいまいち精度の低いAIまかせにしたために、無害なコンテンツを投稿している我々にもとばっちりが来ていることに気づく。

その後、通知欄が設けられましたが、当時は自分で遡らないと何が当該投稿と指定されているかわからないので、夜中に黙々とさかのぼる作業…。

私は今でも使ってるからチェックできたけれど、もう利用していない人の無害な、自分が見たい投稿まで伏せられたままになっているのが悲しい。

 

[Tuesday]

この日の授業

月曜日の仮定法の復習。
クラスメイトに質問したい仮定法疑問文を5つ以上作って、間違いがないか先生にチェックしてもらう。
例えば、私が作った疑問文の一つは

If you chose your country, where would you like to choose?

先生の訂正後は、

If you chose your nationality, which would you like to choose?

になりました。訂正してもらってもちょっとおかしいけど…。
そして作った疑問文を実際にクラスメイトに質問。先生がみんなの会話を聞いて、間違っていた部分を終わった後にボードに書き出してみんなで復習する。

さらに、テーマは変わってテキストから2人の男性の物語のリーディング&リスニング。一つを隣のクラスメイトに読んで聞かせ、もう一つをクラスメイトが読んでくれる。その物語の内容の要点をまとめて書く。

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リーディングに出てきた発音に注意が必要な単語(左)
聞いた内容をまとめるための項目(右)

放課後

この日も言語交換サイトで知り合った人と会う約束があったので、時間までフォイルズ(書店)で時間を潰す。

普段歩いている街の中に歴史のある建物がたくさんあることに気づける本があれば、ただの街歩きも奥深くなりそう。

1階の新刊フロアを廻っていると、フォイルズは日本の作家の作品も品揃えに力を入れている書店だと気づきます。 

夜になり、言語交換相手との待ち合わせ場所のレスタースクエアのバーガーキング前へ。この日の相手は金曜に会ったロッドさんではなく、別の方です。

その方は家族がいるのかそこのところはやりとりしたメッセージでは不明でしたが、プロフィール上の年齢が近く、本気で日本語の勉強をしていて、日本の文化にもとても興味を持っていることがわかったので、何度かメッセージをやりとりした後に会うことになりました。

現れたのはガーナ系の男性ヴィクターで、行きつけの中華料理屋に案内してくれました。どうも店の人とは知り合いらしい。というのも、彼はロンドン在住の中国人の手助けをする生活相談員の仕事をする傍ら、中国語教室も開いている人で、日本語は勉強中ですが、中国語が流暢。黒人なのにネイティブ並みに中国語(広東語)を話すので珍しがられるそうです。

日本の出来事にも詳しくて、歴史や近年の地震原発事故などについても話しあいました。ビュッフェではないちゃんとした中華レストランに入ったのも初めてだったので、日本で寿司を食べる時のように必ずポットでお茶をサーヴしてくれることも知りました。

レストランを出た後は、映画館のカフェに寄って、そこで本格的に日本語と英語の勉強。ヴィクターは日本語のテキストを持参していて、わからないところを説明してあげました。テキストの裏側に日本地図が乗っていたので、それぞれの地域の呼び方(Honshu, Shikoku...)を教えてあげたりもしました。

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つい長居したくなる、雰囲気のいいピクチャーハウス・セントラルのカフェ

一文字で「え」なのが相当可笑しかった様子(笑)。

以前にも書いたように、言語交換には邪な目的で利用している人もいるので、ヴィクターに会ってみて、本当に日本語の勉強が好きだということがよくわかったのでひとまず安心しました。

ヴィクターとはレスタースクエア駅の改札で別れ、ピカデリー線でまっすぐ帰宅。

 

帰宅後

推し俳優/脚本家マークの新作が、クリスマスイブに放送されることが決定!
(BFIでのプレビュー上映&トークイベントのチケットは11月に確保済!)

そして、留学中に日本で公開されて見れないだろうと思っていたドラゴンボールの映画がロンドンでも公開されることを知る!

引きこもり気味だった反省で言語交換に精を出したり、イベントも増えてきてだんだん忙しくなってきた。 

 

(2021-02-19 3:30投稿)